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恐怖。       (20060911)


私は中学デビューをしました。(これは後に、過去日記・中学校時代で触れていくと思います。)
双子のように育った同じ年の従兄弟が居ます。彼とはとても仲の良い、従兄弟だったと思います。
母方の従兄弟でしたが、彼の家も、かなり複雑な環境でした。私たちの誕生日は、2週間くらいの差でしかありませんでした。
彼の家も、キサテンでした。たまに、学校帰りに立ち寄ることがありました。
その日も、セーラー服のまま。長めのスカートで短めのスカーフで、髪はドライヤーで痛んだ茶色系でした。


伯父さんと従兄弟が二人居ました。私はいつものように、奥の席に座りました。
すると伯父さんたちが二人、妙な動きで私の前後に立ちはだかりました。
怪訝というよりは、なんだか胸騒ぎがして、それをなだめるのに出来る限り平静を装って、「 どうしたの? 」と笑ってみました。
伯父さんは従兄弟に「 手を押さえろ! 」と言って、従兄弟が私を長椅子に引きずり倒して、両手を頭の上で押さえ込まれました。
私は真っ青に成りました。襲ってくる恐怖に、戦慄しました。


伯父さんは私の足を押さえ込みました。
振り払おうとして、体全体でもがき、逃れようと渾身の力で抵抗を試みました。
次の瞬間、、、どうにもならない恐怖から、絶望へと変わって行きました。
どんなに力を振り絞っても、年の変わらない従兄弟の手すら、ほどけないのです。。。。。。。。。。
しっかりと椅子に手足を縫い付けられて、わずかにすらも動かないのです。


怖かった。。。きゃしゃな従兄弟の手すら、ほどけないのです。男の人の、怖さを初めて知りました。
だけど私はそれでも笑っていました。咎めるように、ジョークになるように。「 いい加減にして!ヤメテ! 」と。
だけど伯父さんの手は、私のスカートの中に入ってきて、下着に手をかけました。
私は叫んでいました。「 ヤメテ!お願い!!ヤメテー!! 」と。泣いて叫んで、懇願してました。


下着が脱がされました。
従兄弟には、何度と無くお風呂を覗かれました。「 出て行って! 」と言うことはあっても、本気で怒ったことはありませんでした。
これが関係しているのかな、、と、パニクリながら、思い当たる節を、出来る限り正確に探していました。
どうしてこうなってしまったのか、解りませんでした。
伯父さんにも従兄弟にも、直接性的なことをされたことは一度もなかったからです。


片足首に私の下着が絡んでいます。伯父さんと従兄弟は、爆笑しています。
私の体は、震えています。歯と歯が、カチカチぶつかり合って音を立てていました。
伯父さんたちが本気じゃないと知って、多少の安堵が広がりました。けれど体はギクシャクとしてまともに動きませんでした。
私が覚えているのは、ここまでです。どうやって家に帰ったのか、どうやってその場から離れたのかは、覚えていません。


ジョークで。。。女の子を、心が壊れてしまえるほどの恐怖に突き落としてしまえるんだね。。。
どれだけ、怖かったか。。。どれほど、怖かったか。
歯が、カチカチとなるほどの恐怖を、私はこの時の「 ジョーク 」でしか、味わったことがありません。
殴られる恐怖や、母親が目の前で自殺未遂を繰り返す恐怖、、、それとは異質の怖さを知りました。


私は処女でした。
けれど、たくさんの人に「 イタズラ 」をされました。知っている人、知らない人。身内の伯父さん、従兄弟たち。


服を脱がされ、下着の中に手を入れられることもありました。
けれど、誰も一様に、「 挿入 」することは、ありませんでした。ですから、触られることやそれ以上のことがあっても、指や男性器を挿入されることは一度もありませんでした。
「 解らないフリ 」「 あどけなく笑うフリ 」が、それ以上されることを拒めたのだと、やっぱり思うからです。


怖かった。レイプされることが、とても怖かったのです。
イタズラをされるたびに、レイプされなくて、強姦されなくて良かったと、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
だけど、いっそのこと、どれほど、レイプされたほうがマシだったと思ったか解りません。
されたくないから、必死で逃げ交わします。ウソもつきました。ウソ泣きも、ウソ笑いにも磨きをかけました。
「 今回は、されなかった 」けど、、、、、、「 次は? 」、、、、、、、、?
それが、どれほど恐ろしいことだか、きっと異性には解らない。
「 初めての人と結婚したい 」ずっと、そう思ってました。ですが、、、、人を愛せなくなっていきました。
自分自身すらも、愛せなくなっていきました。許し難いとしか、思えなくなっていきました。


もし、身内でも、他の誰かでも。
私がレイプされていたのだとしたら、もっと早く、諦めがついたのかも知れません。自分の体にも、心にも。
諦めがつかなかったからこそ、必死に逃げようとあがき、もがきました。相手を出来る限り、傷つけないように逃げました。
相手の心が傷ついてしまうことが怖いんじゃない。ただ、傷つけた後の衝動が怖かったからです。
その衝動が、子供ながらに、ただ怖かったからでした。どこか母親のもたらす恐怖と重なっていたのかも知れません、、、


これからしばらく経って、私は同級生の少女と関係を持つようになりました。
どうして、そうなったのか。。。いまだによく解りません。
ただ、、求められて、、ただ、、それに応えて、、、それの繰り返しだったように思います。
「 勇気があるな 」と、漠然と思っていたのを、覚えています。だから、最後の線で、拒絶できなかったのだと思います。
「 そこまで想ってくれるなら 」。どうでも良かったから。自分自身が、もう、すでに、どうでもよくなり始めてましたから。。。
父母共通の友達に、「 ホテル行こうか?一晩いくら? 」と、聞かれるくらいのカラダでしか、ありませんでしたから。
女の子にも、髪や頬を触られる感じの、どうでもいいカラダでしかありませんでしたから。
少し、投げやりにもなっていたのだと思います。( これらのことは、過去日記・中学生時代で触れていくと思います。 )


ただ思うのは。やっぱり、自分次第なんだと思います。
自分が自分を見捨てたら、それはやっぱり、見捨てたままに落ちていくしかないんだと思います。
過去嫌なら、克服していくしかないんだと思います。現在が嫌なら、未来がよりよくなるように、頑張っていけばいいんだと思います。
因果応報・自業自得。やっぱり、切り拓くのも、乗り越えていくのも、自分次第なんだと思います。
人を傷つければ、やがて自分に還って来るだろうし。
自分を見捨てれば、そのツケは思いがけないところで払うことがあるのかも知れません。


でもいまは、もう少しだけ、、自分なりの答えを、先延ばしにしたいのかも知れません。。。。。。
。。。石の上にも。。。8年くらい。。。。ダメじゃん。。。



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大人になって、、、妹と・30歳を過ぎるころ、、、話したことが・あります、、、( 200110505 )


>妹

・母の・二番目の兄の長女( 私より・二つ年下 )

・上記の・双子のように育ったイトコの・本当の妹です

妹は・私にとっては・戸籍上・「 イトコ 」に・あたります、、、

けれど・「 家庭の事情? 」で・うちに・私が・10歳ごろから・同居するようになりました

   ↑けれど・これに関しての・「 説明 」が・なかったので、、、最近になって・母が・「 引き取っていた 」ことを・知りました、、、


この事実を、もしかすると・母以外・誰も・知らなかったかも・知れません

>父( 母の元夫・私の父 )も・

・父・「 いつのまにか・住み着いちゃったからな・しょうがないだろう 」と・言っていたので、、、


母は・変なところ?が・「 秘密主義 」のようなので、、、

こういったことは?しばしば、、、ありました、、、

>母だけが・「 知っている( 母の一存で・進行していた ) 」など、、、



話を・戻しますが、、、( 人物関係図?の・説明を・入れたので、、、 )


妹から・大人になってから・聞いた話では、、、

どうやら、、、

この当時( 上記のシチュエーション )

妹は・私の父から・「 イタズラ( 太ももや・胸を触られる。妹はDカップでした ) 」と・親兄弟・友達に・相談していたそうです

>友達は・「 いえ( 私のうち)を・出たほうがいい 」と・アドバイスしていたそうです


そして・その報復?として、、、

母の二番目の兄・長男( 私のおじ・双子のように育ったイトコ )は

私を・父などへの・報復?のように・「 警告? 」したのかも・知れません、、、



妹は・そのあと・数ヶ月・出て行きましたが

また・うちに・戻ってきました

・妹・「 だって・家( 妹の実家・実家族 )だと・学校とか起きれなくて・だらしなくなっちゃうから 」という・理由で・戻ってきました、、、


妹は・数年置きに・数ヶ月ほど・実家に戻ることの繰り返しだったように・思えます、、、


私たちが・大人になったころ

父を真ん中にして

>「 家族会議 」を・開きました

・もう二度と・「 妹 」には・イタズラしない!と、、、

    ↑たぶん、それ以来、、、ほとんど・なくなったと・思います、、、


父( 私の父 )もまた、、、妹( 戸籍上は・私のイトコ )に

・父・「 おまえが・このことを・誰かに話したら・一家離散になるんだぞ!おまえのせいだからな! 」と・言うようなことを・妹に・話していたようです、、、


母( 私の母 )もまた・私に、、、

・母・「 おまえは・みんなを・家族を・あたしを・見捨てるのかよ! 」

・母・「 おまえのせいで・一家離散したら・みんな・ばらばらに・なったら・いやだろ?おまえの・わがままで 」

・母・「 一人( 母の元夫・私の父 )・この家から・立てば・いいんだ。それが・みんなが・幸せになれる・ゆいいつの道だから。おまえは・パパの剣となり盾となりなさい。おまえが・パパを・守りなさい 」

・母・「 おまえは・ここ( 家 )以外じゃ・通用しないね!うちだから・通用しているんだね!みんな・おまえのことなんか・大嫌いなんだよ!!そこんとこ・履き違えるんじゃないよ!! 」など、、、

       ↑10歳のときから、、、母に・繰り返し・威嚇され・怒鳴られ・罵倒され・ときに、、、泣かれ・足元にすがられて、、、それの・繰り返しだった、、、ココロが・壊れていくようだった、、、




上記の・内容は、、、

>「 恐怖。 」

     ↑おじや・イトコたちの・心情?背景が、、、

妹の・話を聞いて、、、十数年ぶりに?「 点と線 」が・繋がった・瞬間でも、、、ありました、、、


>負の連鎖、、、

やっぱり、、、誰かが・どこかで、、、

断ち切らなくちゃいけないのだろうなと、、、思うのです、、、


アダルトチルドレン、、、

もう二度と、、、生まれてこない、、、

生まれてしまわない土壌を

少しでも、、、作れたらと、、、思うのです、、、



このブログが・誰かのナニカ

ナニカの一つに、、、少しでも、なれたらと、、、願うのです、、、


今現在・イジメや虐待で・苦しんでいる子供たちが・少しでも・救われていきますように、、、

今もなお・苦しんでいる・アダルトチルドレンのみなさんが、、、少しでも、救われていきますように、、、