監督・脚本・製作 J・J・エイブラムス
製作 スティーヴン・スピルバーグ、ブライアン・バーク
撮影 ラリー・フォン
出演 ジョエル・コートニー、エル・ファニング、ライリー・グリフィス
2011年 アメリカ
スーパー8(8㎜フィルムカメラ)を使って、
ゾンビ映画を自主制作していた少年たちが、
たまたま車と軍用列車の衝突事故に遭遇する。
8㎜フィルムには得体の知れない物が映っていて、少年たちは、
秘密を知られたくない軍関係者から追われることになるのですが、
タイトルのスーパー8とは無関係に物語は進行して行き、
8㎜フィルムが最終的な事件解決の糸口になるわけではないし、
主人公の少年の友情や初恋、父親との確執といった青春ドラマの部分と、
得体の知れない物によって、パニックに陥る街を描いたアクション部分とが
絡みあうことなく平行に描かれていくので、
エンディングは強引に収束させた印象しか受けず、
もう少し上手な嘘をついてくれよと、興ざめしてしまいました。
アメリカでは、3800万ドルの興行収入に留まり、
スピルバーグの名前を冠すればヒットするほど、
観客は馬鹿ではないことを証明した駄作でした。
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