1月に劇場で鑑賞した時は、睡眠不足と館内の暖房が効き過ぎていた所為で、
何度も睡魔に襲われてしまい、古くなって切れたフィルムを繋ぎあわせた映画のように、
内容が繋がらないまま観終わってしまったので、改めてブルーレイディスクを借りて
観直したのですが、レビューで期待外れだと言ってしまった事が悔やまれる傑作でした。
やはり、映画は体調の悪い時に観るものではないし、観るたびに新たな発見や良さが
見えてくる作品もあるので、一度観ただけで評価するのは良くない事だと思いました。
世界最大のSNS『facebook』創設時の裏話を扱った映画なので、
『Apacheの設定で全てをオープン』『Wgetコマンドで全ての写真を落とす』
「Perlプログラムを書き直そう』等コンピューター用語が頻繁に出てきて、
パソコン初心者の私には、映画の流れで、ある程度のニュアンスは分かるのですが、
専門用語の意味を理解できていなかったので、自宅鑑賞の利点を生かして、
何度も一時停止しては用語をメモ書きして、鑑賞後に調べてみる事にしたのですが、
例えばWgetの意味を調べてみると、『ブラウザーを使わず、 Unixコマンドラインで
インターネットから httpまたはftp経由で自動ダウンロードを行うツール。
GNUによるフリーウェア、大きなファイルのダウンロードに失敗しても、途中からやり直したり、
ウェブサイトのミラーを作成したりする機能がある。』と説明書きされていたのですが、
今度は、Unixコマンドラインやftp、GNUの意味が分からず、Unixの意味を
調べるという風に、次から次へとコンピューター用語が芋づる式に出てくるので、
途中で根負けしてしまいました。
今まで、プログラマーをオタクだと馬鹿にしてきましたが、この作品を観て認識を
改めさせられました。但し、友達にしたくない人種であることには変わりありませんが…