本賞は、平成4年4月、山梨県にゆかりの深い樋口一葉の生誕120周年を記念して制定されました。
 山梨県の文学振興をはかり、日本文化発展の一助として、小説と、研究・評論の2部門が設けてあります。
 17回目を迎える今年も、多くのご応募をお待ちしております。


【過去の受賞作】


平成19年度 第16回
小説部門 秋元朔 「家族ごっこ」
小説部門佳作 早川ゆい 「梨の木」
小説部門佳作 齊藤洋大 「家に帰ろう」


平成18年度 第15回
小説部門 井岡道子 「父のグッド・バイ」

小説部門佳作 もりおみずき 「湧水」

小説部門佳作 白坂愛  「珈琲牛乳」
¥1,365 Amazon.co.jp

研究・評論部門 戦争詩論/瀬尾 育生
研究・評論部門 美酒と革嚢 第一書房・長谷川巳之吉/長谷川 郁夫


平成17年度 第14回
小説部門 深沢勝彦 「六道橋」
小説部門佳作 吉澤 薫 「となりのピアニスト」
小説部門佳作 宮川顕二 「ハンザキ」
研究・評論部門  昭和短歌の精神史/三枝 昂之
研究・評論部門  戦争の記憶をさかのぼる /坪井 秀人


平成16年度 第13回
小説部門 冬野良 「少年と父親」
小説部門佳作 米川忠臣 「秋桜の迷路」
小説部門佳作 深沢晶子 「親友」
研究・評論部門 中島敦の遍歴/勝又 浩
研究・評論部門 投書家時代の森鴎外―草創期活字メディアを舞台に/宗像 和重


平成15年度 第12回
小説部門 尾木沢 響子 「ミクゥさん」
小説部門佳作 秋元朔 「父の外套」
小説部門佳作 手塚和美 「代書屋」
研究・評論部門 物と眼 明治文学論集/ジャン=ジャック・オリガス
研究・評論部門 大岡昇平研究/花崎 育代


平成14年度 第11回
小説部門 受賞作なし
小説部門佳作 吉田文彦 「自転車」
小説部門佳作 秋元朔 「紙人形」
研究・評論部門 笑いのユートピア―『吾輩は猫である』の世界/清水 孝純
研究・評論部門 森鴎外・歴史文学研究/山崎 一穎


平成13年度 第10回
小説部門 横瀬信子「優しい雲」
小説部門佳作 根本幸江「抜け道」
小説部門佳作 山田たかし「別れの谷」
研究・評論部門 太宰治という物語/東郷 克美
研究・評論部門 “声”の国民国家・日本 /兵藤 裕己


平成12年度 第9回
小説部門 鬼丸 智彦 「桑の村」

研究・評論部門 西行・芭蕉の詩学/伊藤 博之
研究・評論部門 深沢七郎―この面妖なる魅力 /相馬 庸郎


平成11年度 第8回 
 小説部門 飯倉章「旅の果て」
 研究・評論部門 高田衛『女と蛇-表徴の江戸文学誌』
 研究・評論部門 芥川龍之介とその時代/関口 安義


平成10年度 第7回 
 小説部門 大野俊郎「たびんちゅ」
 研究・評論部門 朝天虹ヲ吐ク―志賀重昂『在札幌農学校第弐年期中日記』/亀井 秀雄
 研究・評論部門 評伝中野重治/松下 裕


平成9年度 第6回  
 小説部門 田村加寿子「わたしの牧歌」
 研究・評論部門 内田百けん―『冥途』の周辺/内田 道雄
 研究・評論部門 語る女たちの時代―一葉と明治女性表現/関 礼子


平成8年度 第5回  
 小説部門 村野温 「対馬―こころの島」
 研究・評論部門 菅野昭正『永井荷風巡歴』(岩波書店刊)
 研究・評論部門 凡常の発見―漱石・谷崎・太宰 (南山大学学術叢書)/細谷 博


平成7年度 第4回  
 小説部門 宝生房子「光の中へ消えた大おばあちゃん」
 研究・評論部門 甲陽軍鑑大成 (第4巻)/酒井憲ニ
 研究・評論部門 木下順二論/宮岸 泰治


平成6年度 第3回  
 小説部門 李優蘭「川べりの家族」
 研究・評論部門 目崎徳衛『南城三餘集私抄』(小澤書店刊)
 研究・評論部門 近代文学にみる感受性/中島 国彦  


平成5年度 第2回  
 小説部門 横山充男「帰郷」
 研究・評論部門 中野重治連続する転向/林 淑美
 研究・評論部門 林淑美『中野重治 連続する転向』(八木書店刊)


平成4年度 第1回  
 鬼内仙次 「灯籠流し」



【第17回 募集要項】


小説部門(募集)

<原稿規定>
   400字詰め原稿用紙80枚から120枚で未発表の作品。
   表紙に、題名・連絡先住所・氏名・電話番号・性別・年齢を明記。
   ワードプロセッサー使用の場合は、A4判用紙を横に使用し、1行40字×30行縦書きで印字。
   400字詰め原稿用紙換算枚数を付記。
   応募作品は返却しません。
   二重投稿はご遠慮下さい。


<募集期間>
   平成20年6月1日~11月30日(当日消印有効)


<選考委員>
   三浦哲郎 坂上弘 津島佑子


<賞>
   やまなし文学賞 (1編) 100万円
   やまなし文学賞佳作 (2編) 各30万円


<受賞作の出版など>
   やまなし文学賞・同賞佳作は山梨日日新聞紙上、及び同紙ウェブサイトに掲載します。
   また、やまなし文学賞受賞作は、単行本として刊行します。
   なお、受賞作の著作権は、選考結果発表の日から2年間、やまなし文学賞実行委員会に帰属します。



研究・評論部門(推薦)

<内容>
   日本文学にかかわる著書または論文。
   平成19年11月1日~平成20年10月30日までに図書として刊行、または雑誌・同人誌などに発表されたもの。


<募集期間>
   平成20年6月1日~11月30日(当日消印有効)
   自薦・他薦を問いませんが、「やまなし文学賞(研究・評論部門)推薦書」を使用してください。


<選考委員>
   菅野昭正 高田衛 十川信介


<賞>
   やまなし文学賞 (2編) 各50万円


≪選考結果の発表≫
   平成21年2月下旬(予定)
   受賞作及び小説部門の候補作を発表し、その作者に通知。
   山梨県立文学館ホームページ上に掲載。
   なお選考に関する問い合わせには一切応じられません。


≪表彰式≫
   平成21年3月中旬(予定)


≪応募・問い合わせ先≫
   やまなし文学賞実行委員会事務局
   〒400-0065 山梨県甲府市貢川1丁目5-35
   山梨県立文学館内
   電話 055-235-8080(代表)


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