今朝、テレビでソチオリンピックを見ましたが、高梨沙羅ちゃんは残念だったね

僕は金メダルを期待する一方で、一抹の不安を感じていました

それはオリンピック直前のw杯、クロアチア大会で高梨沙羅ちゃんが連続二位になったことがきっかけかな

クロアチアを含めて欧州のノーマルヒルのジャンプ台は、助走速度が多くの選手が90Km/hとなる高速ジャンプ台で、沙羅ちゃんは、その高速台への対応に、苦慮していたんだと思う

宮の森シャンツェで行なわれたW杯では、助走速度は85kmで、低速だったね

彼女はその速度でのジャンプで大きな飛距離と素晴らしい空中姿勢を演じることができた一方で、欧州勢は低速のジャンプ台で苦労していたのも事実

言い換えれば、技術以上に体力がモノを言ったってことかな


身体の大きい欧州選手は、パワータイプの大柄な選手が多い反面、低速で踏み切りのタイミングと空中姿勢で飛距離を伸ばす高梨には、ジャンプ台も合わなかったんだね

5km速度の違いが、踏切タイミングの微妙な差を生む

だから、高梨沙羅ちゃんみたいな、タイミングの良さと空中姿勢の素晴らしさで距離を伸ばす技術系選手は、どうしても助走の踏切速度が高まれば高まるほど、不利になちゃうんだよね

W杯で10勝していた沙羅ちゃんも、勝てていた欧州のジャンプ台で涙を飲んだ

ラージヒルがあればリベンジできたかも・・・

※ 一部解説を引用して、咀嚼しました