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晴れ「書とTシャツ展」「菩提樹祭」ご報告晴れ



 このたび弊会のベナトキ市「書とTシャツ展」開催(201267日から710日)にご賛同いただき心より感謝申しあげます。

皆様のご尽力のお陰で、この度も弊会の設立趣旨である「海外で日本の書道を通じて、日本を理解し、将来日本の友人として活躍してくれる学生や若者、市民と交流する」との目的に半歩一歩と近づけた思いで帰国いたしました。ここに現地でのご報告をお送りさせていただきます。

昨年の未曾有の災害で、過去の日本の恩義に対して世界中の友人から援助の手が差し伸べられました。この度の交流国のチェコでは、チェコの英雄ヴェラ・チャスラフスカさんが立ち上げたチェコ日本友好協会をはじめ、プラハ国立美術館グループ、市民の方々より、日本に多くの寄金、援助が贈られました。


今回は第2回となります。この輪は広がり、プラハ近隣のベナトキ市からもカレル市長の招請をいただきました。「震災のご援助のお礼と感謝の気持ちを、日本文化をとおして伝えさせていただこう」ということで、東京、名古屋、埼玉、新潟のそれぞれその世界でトップレベルの有志25名からなる友好訪問団が出来、去る6月6日から12日までチェコのベナトキ、プラハで市民の方々と交流を展開してまいりました。現地で使う書道用具は過去3年間でチェコ各地に寄贈した書道セットをお借りし、弊会が事前に御送りした紙、筆、下敷き、墨液、現地で購入したTシャツを利用して行いました。ただ、ヘアーショウやフラワーアートに必要な用具等はご担当の先生の持ち出しで、日本よりご用意していただきました。おかげさまで大変な人気でした。

この10数年日本人全体の国際貢献度が目に見えて下降しています。震災では、お金、薬、男性の労力がもっとも必要とされました。一方輸出衰退傾向に自粛の名を借りた保身が時流となりました。このような中、日本のがんばりと復活を、ちゃんと伝える必要があります。そこで帰国後マスコミ各社に情報提供もいたしました。皆様にこの度の詳細をお伝えし、可能であれば関係各誌でお取上げいただきましら幸いです。きっとよき関係の記録として、皆様に共感と勇気と自信を与えてくれることと思います。どうかよろしく御願い申し上げます。       

         






                        2012年 吉日

                                国際書道文化発展協議会(HRC文物文化国際旅行社)

                                事務局長  岡田伸吉