エヴァは一応1つのコンセプト・話の流れがありそれによって全体が作られますが、この項では話の大筋との関連の無さそうな単発での疑問点を載せます。

随時追加予定。


・月の赤線


全集のメモ書きのようなものに、インパクトの際にできる大きな地割れから血がブシュっと出てそれが月にかかったイメージ画有り。

セカンドインパクトとサードインパクトでそれぞれ縦・横1本ずつ入り格子状になっているということか。

劇中月に線があったりなかったりというのは月が自転していてその表面は何もついていない面、裏面は血塗られている面ということか。カヲルのいたところは赤線のあるところでした。その時々によって都合の良い面の月が描かれているのだと思われます。


ちなみに通常月は公転運動と自転運動の周期は一緒で地球からは常に同じ面しか見えず月の裏側は見えません。

Qの赤十字の天体は出演者が月と言っているようなので、あれは月です。そして月は自転して回っているのでそういう設定のようですね。





・アスカのセリフ


アスカ「ガキシンジ、助けてくれないんだ、私を。」
アスカ「また自分の事ばっかり。黙ってりゃ済むと思ってる。」

とありますがこれは何を言ってるのでしょうか。
全集の決定稿でシンジがミサトの部屋から出て行くとき、


「でも、あの時あなたは3号機のアスカを助けることも、彼女を捨てて人類を救うこともしなかった。何も選ばず、何も決めず、イヤな事、つらい事、自分からも逃げて、全ての責任を父親のせいにしているだけよ」

「碇指令はあなたの代わりに決断して、責任を負ったの。そのお父さんの何も見ていない。いつも自分の事しか、見ていない」


というセリフがあります。

あの時点でアスカを助ける術があったのかという疑問は別として作者はこのような表現のようで、これに対する言動となっています。


また新劇ではシンジを巡ってレイとアスカの三角関係となっており、

『レイは助けたのに、私は助けてくれないの』

という不満ともなっています。