起業、そして経営者に。 | 四十にして立つ ~1,000億円企業への道~

四十にして立つ ~1,000億円企業への道~

40歳を前に突然起業しようと思い立った現役社長が、実際の出来事を通して、企業経営の楽しさや苦しさを発信中!!
「10年後に1,000億円」を公言して起業した僕が、いかにしてその目標を達成したかを描くリアル・サクセスストーリー

ついに起業の日を迎えました!


起業を決意してから約2ヶ月。

会社の登記手続き、会社の理念・ビジョンや行動指針の作成、
ロゴ・名刺の作成、備品や事務機器の購入等の準備を進めてきた。

4月17日が前職の企業再生コンサルティング会社(フロンティア・マネジメント)の退職日。
最後にフロンティアの大西代表・松岡代表の両代表に挨拶に行った。

フロンティアには、4年半という長い時間をお世話になった。
それが最後には、プロジェクトの途中で抜ける形になってしまった。
だから、恨み節を言われても仕方がない状況だ。

しかし、両代表からは、

「フロンティアの卒業生として頑張れ!」

という暖かい言葉をいただいた。

その両代表に、僕がこれから行なう事業内容についても説明をした。
しかし、事業内容については、なんだかピンと来ていないようだった。

無理もない。
僕自身の中で、人にしっかり説明できるほどまだまだ固まっていない時期だったから。

そして、4年半を過ごした会社の同僚たちにお別れの挨拶をして回った。
しかし、不思議とさみしさはなかった。

無理もない。
僕の頭は、次の日から起業する会社のことで、
頭はいっぱい、胸はワクワクの状態だったのだから。


そして、2013年4月18日、とうとう正式な起業の日を迎えることとなった。

昨日まではサラリーマン。
名刺には「社長」と書いてあるけれど、ただの「自称経営者」。

しかし、独立したこの日からは、「正真正銘の経営者」。

既に起業に向けて動いていたので、前日までの動きと何か大きく変わるわけではない。
それでも、僕の心の中では何かが変わった気がした。

自分自身の意思で全て自由にできるんだ、という開放感。
自分自身の力で全て稼がなければならないんだ、という重圧。

両方の気持ちを感じることになった。

しかし、それも悪くない。
全て自分自身の責任で人生が送られるのだから。


2013年4月18日というのは、僕にとっては、
「借り物ではない本物の人生」が始まった記念する日だ。


ほとんどの人にとって、4月18日は他の日と変わらない1日だと思う。

たた、僕にとって、そして僕の会社にとっては違う。

忘れられない、そして忘れてはいけない日だ。


■僕の気づき
「独立」という生き方は、雇われる生き方とはまるで違う。
全てにおいて、自分が主体となって決める必要が出てくる。