2010.10.23更新
田畑の楽校お試しツアー@色川の第2回目、開催決定!
【と き】 11月19日(金)~21日(日)
※以前ご案内した日程から変更になりました。
【ところ】 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町
【締 切】 11月12日(金)
参加費・交通費に補助があります。
今回は、「棚田を守ろう会」のしめ縄作り体験に合わせて開催します!
詳細をアップしました
http://blog.canpan.info/juonnetwork/archive/139
※以下、第1回の報告です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今朝6時に夜行バスで戻ってきた、事務局の須田(すだっち)です。
「田畑の楽校」が牧丘ではじまってから6年。
ようやく2校目の開校に向けて動きが始まりました!
そこが、和歌山県那智勝浦町の色川地区です。
色川も牧丘と同じく、
「森林ボランティア青年リーダー養成講座」の修了生が
Uターンした地です。
どんなところかは、「ふるさと色川」をご覧ください。
東京10期生のたっきーが「集落支援員」として活動しています。
10/1~3に行なったお試しツアーの様子を、早速報告します
参加してくださったのは、
京都・兵庫からJUON会員ふたりと奈良から女性の方、計3名。
↑10/1 朝8時、池袋発の夜行バスで紀伊勝浦駅近くのバス亭に到着。
「百姓養成塾」長期塾生のさっちゃんに迎えにきていただき、車で30分ほどの色川へ。
色川には9つの集落があるのですが、
その1つ、小阪のお宮祭りに参加させていただきました。
↑小阪の皆さんにより、きれいに手入れされたお宮。
同じく「百姓養成塾」長期塾生のあきちゃん・こたべちゃんと一緒に、
お祭りのお手伝い…のはずが、すでに準備終了。
↑お宮のすぐ近くのお家にお邪魔して、コーヒーをごちそうになりました。
ドキドキしながら来たけど、いきなりくつろぎムード
お祭りは11時からスタート。
神主さんに祝詞をあげていただき、御神酒がふるまわれた後は、
境内に敷物をしき、お寿司やお刺身を囲んでお昼ごはん。
初めて顔をあわせるわたしにも、
温かくお刺身やお酒をすすめていただいて胸がいっぱい…
かなりの量のアルコールを…
参加者のおふたりと、宿泊場所の「円満地公園オートキャンプ場」で合流。
午後からは色川の取り組み紹介です。
↑色川の暮らしを体験したい人、定住する空き家を探す人たちの拠点「籠ふるさと塾」
元々は小学校でした。
この体育館で、色川の歴史や9つの集落の特長など詳しく教えてもらいました
↑大野地区にある「コロコロランド」
「色川明るい里山森づくりの会」が整備している3haの山林です。
みんなが親しめる里山の森を目指して、いろいろな木を植えたり、
炭焼き、休憩小屋づくりなどをしています。
↑小阪地区の30数年も休耕していた棚田。
4年前から「棚田を守ろう会」で復元し、無農薬のお米づくりに取り組んでいます。
その他、お塩の工場や色川茶「両谷園」の工場などなど、
色川には見どころがたくさん
↑夜ごはんは、たっきーも合流して鹿肉カレーを作りました。
ほぼ100%色川の食材です!
周りは真っ暗なので、天の川がきれいに見えました
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2日目は、棚田の作業の日。
小阪地区の休耕棚田をお花畑にしよう!というプロジェクトに参加。
集合時間の8時に着くと、すでに美里会(青年会)のみなさんが草刈りを始めていました。
↑さっちゃんに刈り払い機の使い方を教わり、作業スタート!
ヒモを高速で回転させて草を刈るのですが、
背の高い草は2回に分けて、ちょっと斜めにするとよい…など感覚をつかむのが大変。
↑草刈りが終わった後は、耕耘機で耕して…
↑赤と白のクローバーの種をまきました。かなり念を入れて!
春にはきれいな花畑になっているといいです
↑「棚田を守ろう会」農場長の子犬・りゅうちゃんが登場。
アイドル撮影会が始まりました
↑花畑の作業が午前中で終わってしまったので、
午後からは稲こき(脱穀)をすることになりました。
↑稲を運ぶ人、稲をかけている「なる」を片づける人…
チームワークよく、どんどん作業が進みました。
↑稲こきが終わった棚田。みんなでやると早いですね。
↑夜は、「百姓養成塾」の皆さんとBBQ交流会の場をつくっていただきました。
お忙しい中、集まっていただいてありがとうございました
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3日目は7時半からクローバーをまいた畑の柵づくり、
その後には美里会の皆さんとの交流会です。
シカ・サル・イノシシなど、山から降りてくる動物たちによる被害は深刻。
今、山里の農業は、人手不足に加え、
昔にはなかった獣害対策の労力もあるからなおのこと大変なんだと実感しました。
ちなみに、円満地公園では食材が被害にあいました。
2日目の朝は前の晩ににぎっていたおにぎり、
教訓を得たはずの3日目は煮干しと味噌をやられました。(おそらくサル?)
都会もん?はガードが甘くてダメですね
↑畑の周りに杭をたててネットを張り、その外側にさらに電気柵を張ります。
1時間ほどであっという間に完成。
↑時間があまったので、シイタケのホダ場の周りにも、
イノシシ除けの柵を立てました。
こちらも、息の合った作業でみるみる完成!
↑「百姓養成塾」のほうで準備していただいた郷土料理を囲んで、交流会
こんなにたくさんのご馳走
この日は、美里会メンバー13名が勢揃い。
忘年会から今度新しく始める取り組みのことまで…
いろいろな話が交わされました。
問題を提起する人、冗談をいって盛り上げる人、最後に話をまとめる人、
交流会のチームワークも絶妙です。
青年会といっても、皆さん50才以上。
「いつになったら老人会になるんだ」なんて冗談や、
「こうやって話せる場があるのはいいことなんだ」と言った時の農場長の表情、
心に残っています。
↑雨の棚田を背景に小阪のこれからを語る…絵になりますね。
たった2泊3日の色川体験。
うまく書けませんが
いいとこ取りではない、
色川の人にも、色川の外にも広がっていく活動を…!と思いました。
おまけ
↑将来は猟犬を目指すりゅうちゃんです
田畑の楽校お試しツアー@色川の第2回目、開催決定!
【と き】 11月19日(金)~21日(日)
※以前ご案内した日程から変更になりました。
【ところ】 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町
【締 切】 11月12日(金)
参加費・交通費に補助があります。
今回は、「棚田を守ろう会」のしめ縄作り体験に合わせて開催します!
詳細をアップしました
http://blog.canpan.info/juonnetwork/archive/139
※以下、第1回の報告です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今朝6時に夜行バスで戻ってきた、事務局の須田(すだっち)です。
「田畑の楽校」が牧丘ではじまってから6年。
ようやく2校目の開校に向けて動きが始まりました!
そこが、和歌山県那智勝浦町の色川地区です。
色川も牧丘と同じく、
「森林ボランティア青年リーダー養成講座」の修了生が
Uターンした地です。
どんなところかは、「ふるさと色川」をご覧ください。
東京10期生のたっきーが「集落支援員」として活動しています。
10/1~3に行なったお試しツアーの様子を、早速報告します
参加してくださったのは、
京都・兵庫からJUON会員ふたりと奈良から女性の方、計3名。
↑10/1 朝8時、池袋発の夜行バスで紀伊勝浦駅近くのバス亭に到着。
「百姓養成塾」長期塾生のさっちゃんに迎えにきていただき、車で30分ほどの色川へ。
色川には9つの集落があるのですが、
その1つ、小阪のお宮祭りに参加させていただきました。
↑小阪の皆さんにより、きれいに手入れされたお宮。
同じく「百姓養成塾」長期塾生のあきちゃん・こたべちゃんと一緒に、
お祭りのお手伝い…のはずが、すでに準備終了。
↑お宮のすぐ近くのお家にお邪魔して、コーヒーをごちそうになりました。
ドキドキしながら来たけど、いきなりくつろぎムード
お祭りは11時からスタート。
神主さんに祝詞をあげていただき、御神酒がふるまわれた後は、
境内に敷物をしき、お寿司やお刺身を囲んでお昼ごはん。
初めて顔をあわせるわたしにも、
温かくお刺身やお酒をすすめていただいて胸がいっぱい…
かなりの量のアルコールを…
参加者のおふたりと、宿泊場所の「円満地公園オートキャンプ場」で合流。
午後からは色川の取り組み紹介です。
↑色川の暮らしを体験したい人、定住する空き家を探す人たちの拠点「籠ふるさと塾」
元々は小学校でした。
この体育館で、色川の歴史や9つの集落の特長など詳しく教えてもらいました
↑大野地区にある「コロコロランド」
「色川明るい里山森づくりの会」が整備している3haの山林です。
みんなが親しめる里山の森を目指して、いろいろな木を植えたり、
炭焼き、休憩小屋づくりなどをしています。
↑小阪地区の30数年も休耕していた棚田。
4年前から「棚田を守ろう会」で復元し、無農薬のお米づくりに取り組んでいます。
その他、お塩の工場や色川茶「両谷園」の工場などなど、
色川には見どころがたくさん
↑夜ごはんは、たっきーも合流して鹿肉カレーを作りました。
ほぼ100%色川の食材です!
周りは真っ暗なので、天の川がきれいに見えました
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2日目は、棚田の作業の日。
小阪地区の休耕棚田をお花畑にしよう!というプロジェクトに参加。
集合時間の8時に着くと、すでに美里会(青年会)のみなさんが草刈りを始めていました。
↑さっちゃんに刈り払い機の使い方を教わり、作業スタート!
ヒモを高速で回転させて草を刈るのですが、
背の高い草は2回に分けて、ちょっと斜めにするとよい…など感覚をつかむのが大変。
↑草刈りが終わった後は、耕耘機で耕して…
↑赤と白のクローバーの種をまきました。かなり念を入れて!
春にはきれいな花畑になっているといいです
↑「棚田を守ろう会」農場長の子犬・りゅうちゃんが登場。
アイドル撮影会が始まりました
↑花畑の作業が午前中で終わってしまったので、
午後からは稲こき(脱穀)をすることになりました。
↑稲を運ぶ人、稲をかけている「なる」を片づける人…
チームワークよく、どんどん作業が進みました。
↑稲こきが終わった棚田。みんなでやると早いですね。
↑夜は、「百姓養成塾」の皆さんとBBQ交流会の場をつくっていただきました。
お忙しい中、集まっていただいてありがとうございました
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3日目は7時半からクローバーをまいた畑の柵づくり、
その後には美里会の皆さんとの交流会です。
シカ・サル・イノシシなど、山から降りてくる動物たちによる被害は深刻。
今、山里の農業は、人手不足に加え、
昔にはなかった獣害対策の労力もあるからなおのこと大変なんだと実感しました。
ちなみに、円満地公園では食材が被害にあいました。
2日目の朝は前の晩ににぎっていたおにぎり、
教訓を得たはずの3日目は煮干しと味噌をやられました。(おそらくサル?)
都会もん?はガードが甘くてダメですね
↑畑の周りに杭をたててネットを張り、その外側にさらに電気柵を張ります。
1時間ほどであっという間に完成。
↑時間があまったので、シイタケのホダ場の周りにも、
イノシシ除けの柵を立てました。
こちらも、息の合った作業でみるみる完成!
↑「百姓養成塾」のほうで準備していただいた郷土料理を囲んで、交流会
こんなにたくさんのご馳走
この日は、美里会メンバー13名が勢揃い。
忘年会から今度新しく始める取り組みのことまで…
いろいろな話が交わされました。
問題を提起する人、冗談をいって盛り上げる人、最後に話をまとめる人、
交流会のチームワークも絶妙です。
青年会といっても、皆さん50才以上。
「いつになったら老人会になるんだ」なんて冗談や、
「こうやって話せる場があるのはいいことなんだ」と言った時の農場長の表情、
心に残っています。
↑雨の棚田を背景に小阪のこれからを語る…絵になりますね。
たった2泊3日の色川体験。
うまく書けませんが
いいとこ取りではない、
色川の人にも、色川の外にも広がっていく活動を…!と思いました。
おまけ
↑将来は猟犬を目指すりゅうちゃんです