宮崎県が無くなりそうである。
初動体制の遅れも有り、拡がりの勢いが衰えそうにない
口蹄疫である。
国の宝とも言える黒毛和牛の種牛も最高の一頭が殺処
分され、残り5頭も同じ畜舎に居た事を考えれば先ず助
かる見込みは無さそうである。
アジア、中東、アフリカ、南米を中心として毎年発生して
いるらしい。
これまであまり知られてこなかったように、日本では簡単
に考え過ぎていたのでは無いだろうか・・・!!!
今回の発生で、その防疫の在り方が余りに惨い事で、今
後日本人の心の中にもしっかりと受け止められたと思う。
兎に角、周辺の病気を発症していない家畜でさえ、皆殺
しにしなければ治まらないこの病気は脅威である。
中国、韓国では度々発生しているので、両国ともこの病
気に対してはかなり神経質であり、対処が迅速で其処ま
でするか・・・???と言う位、徹底している。
きっと大昔は、人間にうつらないと言えど、一度発生した
ら、かなりの広範な地域から生活が消えていた事だろう。
こんな疫病がパンデミックを引き起こしたなら、核戦争以
上にシビアな人間の死活問題に発展する事だろう。
宮崎県の皆様には心よりお見舞い申し上
げる次第である。
と共に、力を振り絞って健闘されん事をお
祈り申し上げます。