昨日は13回目の桂三四郎らくごの缶詰でした。
天候が危ぶまれましたが、さすがは晴れ男の三四郎さん、ほぼ止みの小雨での開場でした。
今回のゲストは落語界期待の二ツ目、立川吉笑さんです。
三四郎さんの落語やトークをお聞きになっている方は、その機転の利き方や頭の回転の速さをいつもお感じかと思います。
もちろん全くの一致ではありませんが、吉笑さんにも独自の頭の回転の速さを感じ、三四郎さんと似たところを以前感じました。
そんな二人のトークから始まります。
盛り上がりすぎたため30分ほどのトーク時間となりましたが、お客様も笑いっぱなしであっという間でした。
一席目は三四郎さんの『まったくの逆』
三四郎さんが得意とする日常描写の創作。
どかんどかんと笑いを取って、客席をあたためたまま吉笑さんへつなぎます。
吉笑さんの『くじ悲喜』
メルヘンな設定の創作。内容ももちろん作り込まれて素晴らしかったのですが、標準語と関西弁の使い分けがお見事でした!
(三四郎さんはバイリンガルと表現。笑)
仲入りを挟んで、トリのネタは『崇徳院』
前半の爆笑タイムから、古典落語で引き締めるという。ニクい流れでございます。
もとの噺を大事にしながら、エッセンスを加えていくという三四郎落語。みなさま大満足の表情でお帰りになりました。
終演後の打ち上げにも半数近くのお客様が参加され、大いに盛り上がりました。
最近、主催側が打ち上げありきでお客様を取り込むような会もあったりしますが、この会は皆さんが全力で落語会を楽しんだあとの延長線上にある、という雰囲気の飲み会なのでいつも嬉しいです。
夏と冬と年二回のペースですが、今後も細く長く続けていけたらと思っております。
次回は来年の1月21日(土)、同じくお江戸両国亭での開催予定です。
※詳細が決まりましたらお知らせいたします!
今後ともよろしくお願いいたします。
ご来場ありがとうございました!
らくごの缶詰
~出荷第13便~
一、トーク 三四郎・吉笑
一、まったくの逆 三四郎
一、くじ悲喜 吉笑
~仲入り~
一、崇徳院 三四郎
☆おまけ☆
打ち上げ終了後の帰路にて…