胴体着陸 | ぶぶの音楽ブログ

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DHC-8

高知空港でANAのDHC-8が胴体着陸しました。

しかもNHKの実況中継付きで!!


YS-11の後継として導入されたボンバルディアDHC-8なんですが、今日の事故は前輪が出ないという状況でしたな。

10時ちょっとすぎにTVのニュース速報が入り、すぐに高知空港の映像が流れました。

そこに映っていたのは主脚のみが出たまま旋回する機体の様子です。


10時20分頃に前輪を出そうとしてタッチアンドゴーを一回行うも失敗に終わり、10時50分過ぎに胴体着陸決行となりました。

胴着を実況なんて初めてじゃないかな~?


ほぼ満点の着陸で多少の火花は出たものの無事に着陸成功!

機首が地面に着く瞬間なんかはかなり手に汗握りましたね。

乗客に何もなくてよかったっす。。。


航空機のトラブルってのは乗っている客にとっては何ひとつ出来ない状況になりますな。

おいらもかつて1回だけスリルとサスペンス?を体験しております。


長崎に仕事の関係で1年半居た時、月に1,2度は東京に戻ってくるため長崎~羽田線にお世話になるんですが、その時の出来事ですね。

ANA・JAL・JASの3社が就航しており、おいらはJAS便を好んで使ってました。


当時はまだ機内に喫煙席・禁煙席の区分けがあり、たいていは喫煙席の最前窓側を指定。。

JASの主力機種はエアバスA-300で喫煙席最前ってのはちょうど主翼のすぐ後ろで、足元が広いんです。

また目の前にはスチュワーデスの席があり、離着陸時にはお話も出来ちゃうナイスな席です。(笑)

ちなみに主翼のすぐ後ろってのは景色を見るにはあまりいい席ではありません。

エンジンとフラップの動きがよ~~く見える席でした。(笑)


東京から長崎に戻るとある日のこと、いつもの指定席?に座ったおいらは、いつものごとく離陸していく機体の中で禁煙ランプの消えるのを待ってました。

上昇していくのを体感してたのが急にフッっと落ちるような感覚を覚えました。

窓の外を見ると・・・   なんと左エンジンから黒煙が!!!

見る間に煙が炎に変わりました!!!

直後に「左エンジン発火のため当機は羽田空港に引き返します」とのアナウンス。。

前の方に座っていた女性の団体から悲鳴のような声も出てました。

すぐに問題のエンジンは停止され片肺飛行で戻る状況となりました!


上昇中だったためエンジン停止時にはジェットコースターの数倍のマイナスGを受けましたね。

100mは落ちたんじゃないかな~


前の方にいるおばちゃん達は半狂乱状態でスチュワーデスに食ってかかってましたが、飛行機ってのは片肺でも落ちないように出来ているんです!(笑)

30分後に無事に羽田に着陸しましたが、機体が停止した時には今日のように機内は拍手喝采でしたね。


緊急着陸ってのはけっこう気分よかったですよ。

滑走路の両側に消防車やら救急車が待ち構えているところに降りてくるんですから。(笑)


着陸後に問題の左エンジンをのぞきましたが、タービンブレードがめちゃくちゃに壊れており、かなりの炎が出た形跡がありました。

後日知ったんですが、離陸時に大型の鳥がエンジンに飛び込んだようです。

いったいどんなでかい鳥が焼き鳥化したんでしょうね?


胴体着陸ってのはまだ体験したことないですけどいったいどんな感じなんでしょう?

ぜひ体験したいなぁ!(嘘)