「巨乳好きトレーダーがゾーン～相場心理学入門を訳すとこうなるの巻 Part.2」を始めていこうか。
さっそく、ゾーン～相場心理学入門～で何度も出てくる
「信念」
という言葉について、今日はまとめていこうと思います。
そしてこの信念を非活性化していくことがトレーダーという職業の成功には不可欠なんだってこと、こいつがマーク・ダグラスがゾーンでもっとも伝えたいことなんだ。
まぁ、このことを犬の例やら子どもの例を出してかなり冗長に回りくどく小難しく説明するもんだから、読みにくい本っていうレッテルを貼られちまっている。
ここら辺を俺なりにわかりやすく説明していきたいと思う。スラスラ読めるような記事書くんで、とりあえずポチッと応援してから、読み進めてちょ！
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まずね、信念なんて大それた言葉を使うから５割増しで難しく感じちまう。だから、これは習慣って思ってもらったほうがいいね。
難しく言うなら既成概念、そして潜在意識になるんだけども。
前にもちょっと話したけど、もう一度おさらい。
ロスカットするとなんで嫌な気持ちになるの？
って質問するとたいていの奴が
「お金がなくなるから」
って答える。ま、もっともらしい答えだよね。
でもお金がなくなるなら、家賃払ったってお金なくなるよね？
風俗行ったってお金なくなるし。
でも嫌な感情って生まれる？
「うぁーー、今月も家賃引き落とされたッ!!」って思う？
ないよね？
「うぁーーーッ！！風俗で３万も払っちまったーーーッ!!!」って苦痛を感じる？？
感じないよね？
………。
あ、ごめん。これは感じるときあるわ（笑）
パネルマジックという名のゴキブリホイホイに引っかかっちまって、モンスターと対峙したときのあの後悔といったらないね（涙）
こんなん出てきたときにぁ
「おいおい、マジかよ…。これから６０分間もこんな奴とどうやって戦うんだよ…。」
って絶望感じるよな。
ホント悪意あるわぁーーッ!!（怒）
ま、携帯代とか保険料とかも高いとは思うけど、口座から引き落とされるたんびに苦痛感じたりはしないよね？
この違いは何か？
価値のあるものを手に入れるためにお金を使ったかどうかってことなんだ。
昔から親とかに「無駄遣いしちゃいけません！」「お年玉で変なもの買っちゃいけません！」なんて言われたことあるだろ？
つまり、お金は価値のあると（自分が）判断したものに使うべきものっていう考え方が脳にはインプットされている。
だから、結果的に価値のないものにお金を支払ってしまうと腹が立ったり、自己嫌悪になったりしちゃうだろ？
「あーあ、変なモノにお金使っちゃった！」って。
「あーあ、パネマに引っかかっちまった（怒）！！」って。
他にも子どものころからこう考える下地が出来てんのよ。俺ぐらいの世代なら絶対買ったことがあるだろう。
ビックリマンシール。
夢中になって集めた経験あるでしょ？ あとガチャガチャとかな。
ヘッドとか手に入れるために、ビックリマンチョコとかビックリマンスナック（カレー味）とか買って、シールだけ手に入れて、お菓子は捨てちゃうってのやらなかった？
で、もうすでに持っているシールが出るとガッカリ。手に入れたかったレアシールが出るとウッキャーって感じにならなかった？
子どものころから、こういった考えが繰り返し行われて、ギャンブル性のある事象に対する捉え方の下地っていうのも出来上がってるのよ。
で、大人になって、ギャンブルも対象がシールやオモチャからお金に変わっていく。要はパチンコや競馬、そしてトレードもそういったものと同じとして捉える。
当たれば（勝てば）ウッキャー、外れれば（負ければ）ガッカリ。
ってな具合に。
こういった思考が子どものころから繰り返し繰り返し行われることでそれらは脳の長期記憶に刷り込まれて、習慣化（強力な信念となっている）されてんだわ。
また小学生・中学生・高校・大学と大多数の人間が文科省株式会社の学校教育工場で今もガッツリ稼動している
言われたことをしっかり聞いてみんなの和から外れない協調性のある子、教えられたことに対して教えられたとおりにちゃんと正解を出せる子
は良品（不良品の反対）！！って具合に判断される製造ラインを乗ってきている。
で、最終的には従順で自分で物事を考えず責任を取れない「労働者」という国にとっては一番便利な製品として社会へ出荷されているんだ。
長い奴は小・中・高・大の計１６年もの間、その製造ラインに乗ってるんだよ。その間に繰り返しそういった思考が刷り込まれてきている。
『それで勝てるようになるんですか？？』とか『このやり方で合ってるんですか？？』
なんていう質問をブロガーとかにしている奴はこの工程ラインでちゃんと正しく作られてきた証拠なの。要は立派な良品なの！！
そういう良品の人たちは、
当たれば（勝てば）イイ子、外れれば（負ければ）悪い子
っていうプログラムが組まれちゃってるんだな。これも強力な思考としてそう考えるよう習慣化されている。
で、こういった思考を持った本来良品とされてきた人間がトレードという分野では不良品扱いになるんだね。
マーク・ダグラスはゾーンでこう言ってる。
トレードの上手な家系にたまたま生まれるか、リスクと損失に対する適切なその姿勢がその経歴の非常に初期から刷り込まれているトレーダーでないかぎり、（トレーダーとしての正しい）思考法に気づく前に大きな痛みを（感情的にも資金的にも）経験することになる。
非常に初期（要は幼い頃から）刷り込まれていなければ、無理なのよ。または特別にトレーダーとしての正しい思考を教えてもらわない限り、無理なのよ。
学校教育工場の製造ラインに乗って、そこで良品扱いされちゃうと、もうダメなのよ。
ま、無理って言っても修正することはできるけれども、これには努力を要するわけだ。
そして、これが一番マーク・ダグラスがゾーンで伝えたい
「信念の非活性化」
ってことになるんだけどもね。それは次回説明したいと思います！
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