相談者から「資格を取っても、思ったように稼げなかった」
そんな声を耳にすることが、この数年で一段と増えてきました。
副業ブームや再就職支援の流れの中で、世の中にはさまざまな
「資格取得講座」があふれています。けれども実際には、「資格を取れば収入になる」という時代は、
すでに終わりを迎えているのかもしれません。
今の時代にふさわしい“学びの価値”を改めて見つめ直す必要があります。
かつては、「資格があれば仕事になる」と言われた時代がありました。
しかし今の社会では、スキルや知識だけでは通用しない場面が増えています。
そのような時代において、BTUが届けたいのは
「学ぶことで、自分自身や人との関係、生き方そのものが整っていく」という深い価値です。
ストレスと向き合い、自分の感情や思考のパターンに気づくこと。
大切な人との関係を見直し、これからの人生をどう生きるかを考えること。
BTUのストレスケア教育は、そうした内面の変化を大切にしています。
「資格で収入を得たい」と考えて学びを始めた方ほど、続けることが難しくなる傾向があります。
反対に、「今の自分を変えたい」「これからの人生を整えたい」といった内側からの
動機を持った方は、学びを深めながら、自然と人との関係性も良い方向に変化していくのです。
「自分を整えること」が、これからの時代の生きる力になります。
BTUでは、資格という手段の先にある「生きる力」に注目しています。
感情を整える力、人との距離感を調整する力、困難な状況の中でも立ち直る力。
これらは、知識や肩書き以上に、日常生活の中で大きな力を発揮します。
とくに中高年の方にとっては、人生の後半をどう歩むかという問いが、
より深く心に迫ってくる時期ではないでしょうか。
家庭や職場の人間関係、親の介護、自身の老いといった問題と向き合う中で、
自分自身の心をどう支えるか。その答えを探している方にこそ、BTUのストレスケアは力になります。
資格ではなく、経験が誰かの安心につながる
BTUで学んだ方々の多くは、自分の変化を通して得た気づきや技術を、
家族や地域社会の中で自然と活かすようになります。
たとえば、お子さんやご両親との関わり方が変わったり、
地域活動やボランティアの場で「安心」を届ける存在になったりすることもあります。
「あなたと話せてよかった」「ありがとう」と言われる時間は、
何ものにも代えがたい人生の喜びではないでしょうか。
社会の中で求められているのは、資格そのものではなく、
心が整った人の在り方なのだと私たちは考えています。
学びは、未来を変える小さな一歩です。BTUはこれからも、
「資格」や「肩書き」ではなく、自分自身を整える力こそが
最も確かな財産であるという想いのもと、必要な方に必要な学びを届けてまいります。