入門テスト | 三澤トレーナー日記・「七人のボルサリーノ」

三澤トレーナー日記・「七人のボルサリーノ」

①ミサワ整骨院&治療②トレーナー③社長業やもろもろの活動④プロレス⑤はまじめに健康指南⑥酔いどれて裸祭り⑦世の中や人生について語る。7人のボルサリーノ三澤が登場する、多重人格日記。毎日お楽しみください!

2010年度新日本プロレス入門テストが終わった。
今年は例年になく高身長揃い。
書類審査で低身長のほとんどが脱落した。
 
昨年やその前年みたいに、背が低くても通ることもあればダメなときもある。
これはタイミングと運。
今年は背の高い者が多くいたので、低い者は残念ながら通らなかった。
逆に背の高い者がいない時は、低い者でも通るチャンスが多い。
それだけの話。
前回、書類審査を通り、体力審査も通ったのに、個人的理由で辞退した者がいた。
考え直してまた今年応募していたが、今回は書類審査の段階で落ちた。
これもタイミング。
これはしょうがない。
しょうがないし、これを崩して、チャンスをものにするのは本人の力。

さて、体力テスト。
今回は順番に
50メートル走
反復横飛び
腕立て50回
懸垂限界まで
足挙げ腹筋50回
スパーリング
マット運動
アピール種目
スクワット300回

種目はテスト生の人数や身長などなど、その時で変えたりする。
今回は基本的な種目のみ。
スクワットは基本500回だが、最後に残った人数とこなし具合をみて多くしたり減らしたりと決める。
今回は300回の時点で見極めがついたのでそこで終了。
こいつは1000回でも出来るやつなのか、やってこなかったやつなのかはその時点で分かる。
以前、根性をみせて、2000回以上やった者もいる。
また、スクワットだけは1000回できるのに、他の種目がダメな者もいる。

スクワット300回、腕立て50回と聞いて、俺でも受かる!と思う単細胞な人もいるが、そんな簡単な話ではない。
これをこなせればプロレスラーになれると錯覚されては困るし。
これはあくまでも見極めるための種目。
スクワット500回をようやくこなすか、軽々とやるか、まったく印象が違う。


昔も今も、テストはテスト。
昔は厳しいとか今はやさしいとか、テストの先にはまったく関係ない。
テストは自己満足のためのものではない。
テストに終着点を置くのではなく、その先をみなくてはいけません。
ただ、今はなるべく広く可能性をみるように心がけている。

昔はコネなんかもあったけど、今は平等にみます。
まあ、コネでも入ってからは平等だけど。
そしてタイミング。

そんなこと言うと、いろんな言い訳であきらめる人がいるけど、
タイミングをものにするか崩すかも、その人のパワーだと、僕は思います。

どうしても入りたいという思いは絶対に伝わります。
そしてそこに実践はあるのか?

これ以上のヒントは自分で掴んで、ね。

プロレス斯会はあなたを待っています。