三種の神器 ・零命(れいめい)のブログ -2ページ目

僕がこの活動を開始してから、早いもので3年半が過ぎようとしています。

 

その間に色々な人と関わりながら、また、自分自身の内観も更に深めてきて、はっきりと今言える事があります。

 

それは、何度も書いていることですが、「脊椎に蓄えられた恐怖」が、私たちを苦しめている根本の原因だと言う事です。

 

それはもう、数年前からビパッサナーを進めていく中で、そうなんじゃないのか、と思っていた事ではあったのですが、時間がたつほど、今のところは確信が深まり続けている事なのです。

 

その「脊椎に蓄えられている根本恐怖」が、人間に独特の大脳の解釈や反射により、各人様々な「感情、ストーリー、自我」として立ちのぼっているだけなのです。

 

だからこそ、脳幹を活性して、脊椎に内側からエネルギーを流していく事は、ヴィパッサナーと合わせて必須と言えると思います。

 

それにより、感情や思考からの解放が、格段にスムーズになってくるのです。

 

「ヴィパッサナー」とか、もう一つのブログでは量子状態がどうだとか、かっこいい事をいろいろと書いてはいますが、それは物事の本質ではありません。

 

ただ、見ているものを見、感じていることを感じ、聞いていることを聞くだけなのです。

 

そのようにして内観を深めるとき、「身体の感覚」や、感情を軸にするといいですよ、というだけの話なのです。

 

また、近年では、ありのままで全員悟り、とか、何もしなくて良いとか言うような教えが流行っていますが、あれには真理も含まれる一方で、多少の注意が必要だと思います。

 

たしかに、そういう感覚がふとおとずれた時、それをただ、味わうのはとても良いことです。

 

しかし、僕は相手の意識が結構、ダイレクトに感じられるので思うのですが、そのような教えだけを前面に出している人で、本当に潜在意識が浄化されて幸せな人は、ほぼ居ないのです(笑)

 

「急に悟った」というような事を言っている人で、本当に潜在意識がクリアになっている人は 

eckhart tolle と バイロン・ケイティ

くらいしか知りません。

 

そして、この二人は素晴らしい教えを広めていますが(オススメです)

二人とも「何もしなくて良い」というような事は、ほとんど言いません。

 

もちろん、ヴィパッサナーと脳幹活性さえしていればそれで良い、ということもありませんし、行動面では、心身が大変な時は優先順位として、今絶対に必要な事だけをする、とか、色々な指針があるかもしれません。

 

また、良い事を知っていても、それを本当に実行する人はあまり居ませんので、知っている良い事をきっちりと実践する事も大切な事かもしれません。

 

しかし、そういった指針においては僕もまだまだ語れるほどでもないし、もっと良い人が世の中にはいくらでも居らっしゃると思います。

 

悟りとか、精神進化の過程においては自分自身の実体験においても、確かに何でも起こりうるし、また、正しい道、というものはありませんが、見極めてきた普遍的な事実だけを、このブログには書いてきたつもりです。

 

思えば、十数年前は毎日自殺を考えるほどに、激情と脊椎の恐れが抑圧されていましたので、それのおかげでこれだけ徹底して、内観して、普遍的な事実を見出せてきたのはあるのかもしれません。

 

とにかくもうしばらくは不安定な時代は続くと思うので、精神世界でも時々言われるような、一発で悟ってもう幸せとか、数年のうちに地上がパラダイスになる、というような考えは捨てて、一歩一歩確実に出来る取り組みを続けた方が良いでしょう。

 

そうであっても、冷静に見れば地球・人類の変容と言うのは確実に起こっているわけで、それを否定する事は出来ませんが

今と言う時以上に、外側での行動を大切にするのと同じくらい、内面での浄化・変容を意識する生活を求められている時代はないのです。

 

それを確実に一歩一歩、深い部分から可能にする土台が「脳幹活性+ヴィパッサナー」の威力であり、

 

このメッセージが、同じ時代を生き抜く、大きな枠での仲間の一人に届くことをお祈りしています。

 

Ryo