ハザードランプ
今日は、走りには関係の無い、ちょっとしたカスタムをした。
実は、約1年ほど前にKawasaki純正パーツを入手してたのだが、
今日まで、部屋の片隅でほこりをかぶっていた。
そう、ZRX1100の国内用
ハンドル左スイッチのユニットだ。
このスイッチを流用する事で、輸出用Ninjaで使用できなかった
ハザードスイッチが使えるようになる。
簡単にZRX1100用のスイッチが使えるように
なるのだが、要点は以下の3点。
1.ハザードと言っても、左右のウインカーが同時に点滅しているだけ。
※このスイッチが輸出用GPZには無くて、ZRX国内用には付いている。
2.国内用ZRXは、ウインカーとポジションランプが併用されているため、
ウインカー使用時に、ポジションをキャンセルする配線がある。
※この配線は、輸出用GPZには必要無いので使用しない。
3.パッシングは、ヘッドライトのHIを点灯させているだけ。
※輸出用GPZにはヘッドライトのHIとパッシングは別の配線が用意されているが、
ZRX国内用は、どちらも共用の配線が使用されている。
こんな風に書くと、難しそうだが、
実際は、カプラー内のいくつかのピンを組み替えるだけで作業は終わってしまう。
次から、その手順を書いていくが、それぞれの写真をクリックすると大きくなるので、
参照して欲しい。
クラッチレバーのスイッチの配線と、
ウインカーやハザードを使用した時に
ポジションランプをキャンセルするための
配線があるが、
クラッチレバー用の配線しか使用しないため、
「黒」と「黒/赤」の配線2本を外す。
そして、GPZ用の2ピン白カプラーも外す。
カプラーから、ピンを外す際は、
カプラー内のピンの付け根部分に「返し」が
あるので、そこの部分を、精密ドライバーの
マイナスドライバーの先端などを利用して
押し込んでやると、簡単に外れる。
さきほど外した、GPZの2ピン白カプラーを、
ZRXの「黒」と「黒/赤」の配線に移植する。
次に、ZRX用の9ピンの黒カプラーを、
GPZ用に合わせるため、
GPZのカプラーのピン配列をよく見て、
それと同じように、ピンの配列を組み直す。
※この時、GPZ用には赤/黒の1本だけ出ている配線があるが、ZRX用には無い。
(丸ギボシタイプの配線が1本だけある。写真右端に1本だけ出た赤/黒の線。)
これは、パッシング用の配線だが、ZRX用のスイッチでは使用しない。
コレを、GPZの組み付ければ完了です。
当たり前だが、ハザードランプも点滅する。
パッシングスイッチが、
ピストルのトリガーみたいでちょっとカッコイイ(^^)
装着後の点灯試験を動画で撮って見た。
ちゃんと点滅してる。成功だ!
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