フロントフォークの取り外し
今日は、昨日の車載工具に、プラス メガネレンチとニッパを用意します。
メガネレンチは12mmを使用します。
まずは、ハンドル下のFフォークに配線を固定しているタイラップをニッパで切ります。
次に、ハンドルバーホルダーを固定しているボルトを外しますが、
マイナスドライバーなどで、ボルトに被せてあるキャップを取り、
レンチ(6mm)を使い、左右2本ずつのボルトを外します。
すると、ハンドルバーホルダーが外れ、フォークのトッププラグが現れます。
この際、外したハンドルバーホルダーでカウルを傷つけないように、ウエス等で養生します。
ここで、Fフォークをステムから外す前に、トッププラグを緩めておきますが、
トッププラグの穴は、六角ではなく、正方形になっています。
この、正方形の穴には、ソケットレンチのヘッド部分が12.7mm角になっている物が合います。
しかし、一般的な安価で購入できるソケットレンチセットは、ヘッド部分の大きさは
9.5mm角の物が多く、私の所有するソケットレンチも、サイズが合いませんでした。
←持っているレンチのベースは、サイズが合いません。
それでは、12.7mmのソケットレンチのベース部分だけを購入すればよいのですが、
単品で購入すると思ったより高価である事と、今の私にはトッププラグ専用工具にしかならないので、
結果、無駄な出費になってしまいます。
そこで、今回検討した結果、このインパクトレンチを購入しました。
ホームセンターのカー用品売り場にありましたが、これで5千円しなかったので、
思ったよりお買い得だったのではないでしょうか。
ちゃんと、ヘッド部分が、12.7mm角になっています。
←ご覧のように、トッププラグの穴にぴったりです!
ここである程度、トッププラグを緩めておく理由は、フォークがステムヘッドに固定された状態だと、
フォークのインナーチューブがいっしょに回る事が無いので、簡単に緩める事ができるからです。
※インパクトレンチを選んだのは、もちろん車のタイヤ交換にも使える利点もありますが、
実は、後で行う、フォーク自体の分解作業に非常に役立ってくれるからです。
その利点については、また後ほど説明します。
次にアッパーカウルの下から、メガネレンチ(12mm)を使い、
ロアフォーククランプのボルトを緩めます。左右2本ずつあります。
↑ちょうどカウルの下に切り欠き部分があり、
レンチが回せる様になっている事が分ります。(以外に考えた形になっています)
続いて、アッパーフォーククランプのボルトを、レンチ(8mm)で緩めます。
これも、外してしまわないで、緩めるだけで良いです。
すみません。写真を忘れ、前の使い廻しです(^_^;)
多少こじりながらですが、下方に引き抜くと簡単にクランプから抜けました。
以上で、今日の作業は終わりです。
今日は、帰りが少し遅くなってしまい、ここまでの作業しかできませんでしたが、
明日から、いよいよ、フォークの分解作業に入ります。
作業が終わって、車庫から出ると外は寒くて、
少し降り積もった雪の上が、歩けるくらいに凍りついていました。