フロントフォークの取り外し | チョースケのNinja日記

フロントフォークの取り外し

今日は、昨日の車載工具に、プラス メガネレンチとニッパを用意します。
チョースケのNinja日記-2009.01.15-01.JPG メガネレンチは12mmを使用します。


まずは、ハンドル下のFフォークに配線を固定しているタイラップをニッパで切ります。
チョースケのNinja日記-2009.01.15-02.JPG



次に、ハンドルバーホルダーを固定しているボルトを外しますが、

マイナスドライバーなどで、ボルトに被せてあるキャップを取り、

レンチ(6mm)を使い、左右2本ずつのボルトを外します。

チョースケのNinja日記-2009.01.15-03.JPG   チョースケのNinja日記-2009.01.15-04.JPG


すると、ハンドルバーホルダーが外れ、フォークのトッププラグが現れます。

この際、外したハンドルバーホルダーでカウルを傷つけないように、ウエス等で養生します。
チョースケのNinja日記-2009.01.15-05.JPG   チョースケのNinja日記-2009.01.15-06.JPG



ここで、Fフォークをステムから外す前に、トッププラグを緩めておきますが、

トッププラグの穴は、六角ではなく、正方形になっています。

この、正方形の穴には、ソケットレンチのヘッド部分が12.7mm角になっている物が合います。
チョースケのNinja日記-2009.01.15-07.JPG


しかし、一般的な安価で購入できるソケットレンチセットは、ヘッド部分の大きさは

9.5mm角の物が多く、私の所有するソケットレンチも、サイズが合いませんでした。
チョースケのNinja日記-2009.01.15-08.JPG   チョースケのNinja日記-2009.01.15-09.JPG

チョースケのNinja日記-2009.01.15-10.JPG ←持っているレンチのベースは、サイズが合いません。


それでは、12.7mmのソケットレンチのベース部分だけを購入すればよいのですが、

単品で購入すると思ったより高価である事と、今の私にはトッププラグ専用工具にしかならないので、

結果、無駄な出費になってしまいます。



そこで、今回検討した結果、このインパクトレンチを購入しました。

ホームセンターのカー用品売り場にありましたが、これで5千円しなかったので、

思ったよりお買い得だったのではないでしょうか。

ちゃんと、ヘッド部分が、12.7mm角になっています。
チョースケのNinja日記-2009.01.15-11.JPG   チョースケのNinja日記-2009.01.15-12.JPG

チョースケのNinja日記-2009.01.15-13.JPG ←ご覧のように、トッププラグの穴にぴったりです!

ここである程度、トッププラグを緩めておく理由は、フォークがステムヘッドに固定された状態だと、

フォークのインナーチューブがいっしょに回る事が無いので、簡単に緩める事ができるからです。


※インパクトレンチを選んだのは、もちろん車のタイヤ交換にも使える利点もありますが、

  実は、後で行う、フォーク自体の分解作業に非常に役立ってくれるからです。

  その利点については、また後ほど説明します。


次にアッパーカウルの下から、メガネレンチ(12mm)を使い、

ロアフォーククランプのボルトを緩めます。左右2本ずつあります。

(完全に外してしまわなくても、緩めるだけで良い)
チョースケのNinja日記-2009.01.15-14.JPG

↑ちょうどカウルの下に切り欠き部分があり、

レンチが回せる様になっている事が分ります。(以外に考えた形になっています)



続いて、アッパーフォーククランプのボルトを、レンチ(8mm)で緩めます。

これも、外してしまわないで、緩めるだけで良いです。
チョースケのNinja日記-2009.01.15-15.JPG すみません。写真を忘れ、前の使い廻しです(^_^;)



多少こじりながらですが、下方に引き抜くと簡単にクランプから抜けました。

チョースケのNinja日記-2009.01.15-16.JPG   チョースケのNinja日記-2009.01.15-17.JPG



以上で、今日の作業は終わりです。

今日は、帰りが少し遅くなってしまい、ここまでの作業しかできませんでしたが、

明日から、いよいよ、フォークの分解作業に入ります。


作業が終わって、車庫から出ると外は寒くて、

少し降り積もった雪の上が、歩けるくらいに凍りついていました。