- 片想い (文春文庫)/東野 圭吾
- ¥860
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文庫本なのにごつすぎて・・・・読みにくいんですけれど(笑)
二冊に分けて、上下にしてもらったほうがうれしいかも
でも、二冊分のボリュームで一冊だとお得だけれどね
今回もとても凝った内容です
アメフト部だった仲間が主人公として展開していく
性同一性障害や殺人事件他
真相を知れば知るほど、深みにはまる
作者は、男性なのに、女性の細部の心の動きまで表現し
女性でもどきりとする
メビウスの帯の表現が一番納得できた
確かに、男か女かに分けられるものではない
女じゃなければ、男なのか?と言えばそれもちがう
みんな微妙に要素が絡み合い
型に入れて、選別するのは不可能なのかもしれない
最後は切ない終わり方だが
友情は永遠で・・・・良かった。
私自身は一応女だが
男だったら良かったのにと思うことも何度もある
もちろん、女が嫌なわけでもないが・・・
男の要素と女の要素がある証拠だろう
もしも、男だったら、リュックしょってバックパッカーとかして
広い世界を見て回りたい
(女では出来ないとはいわないけれど、やはり男じゃなきゃ駄目)
そして、小さなことに気を取られず、豪快に生きたい(笑)