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さかなくしょん

サカナクション sakanaction

 サカナクションみたいな、ロックとクラブミュージック・エレクトロみたいなもの をするバンドはありそうでなかったのか、あるんだけどなかったのか。こうやって単にロックとエレクトロみたいなーなんて説明できないレベルのものができているのも1つかもしれない。海外のアーティスト漁ってるとちょいちょい当たったりもするけど、海外だから、邦楽的な要素もないし。国内外であってもここまで出てこなかったり。日本のメジャーにこういうバンドがいてよかったと思ったりもした。(雑)
バンドとかやって思うのがこういう音楽性でバンド組めてるのが凄いなと。また、羨ましい。

道筋
名前はちょいちょい、3rdアルバム『シンシロ』が第2回CDショップ大賞(2010)入選とか音楽サイトで見かけていて―
「アルクアラウンド」で認識。4thアルバム『kikUUiki』も第3回CDショップ大賞(2011)入選ってことで聴いてみた、いい・好きな方面(インストとか)とは思ったものの、どうももう一つ欲しい感じだった。「アルクアラウンド」を家族車内用CDに突っ込んだところ―とーちゃんがくっそハマる。『シンシロ』借りてくる―いいじゃん!

Wikipediaの各アルバムの記事には、インタビューとかリンクがあって参考になる。
こういう、インタビュー記事のリンクが初期あたりからある、ところに、時代によるものは、あるなと感じる。



1st『GO TO THE FUTURE』,2nd『NIGHT FISHING』は、まだ聴いてない。


3rd Album 『シンシロ』 (2009)

(Amazon.co.jp)
Single:「セントレイ」 / 11tracks

バンド感(一般的に実現できそうな感じ)がある。
音楽好きに薦めたいアルバムと思った。
3.「セントレイ」 “「重心をもっとエンターテイメント・ミュージック寄りにしないと、たくさんの人に受け入れてもらえない」という意識して作った曲” らしい。狙いがどんぴしゃ。
4.「ネイティブダンサー」 衝撃的ってものではないし中毒性というほどまでは行かない気がする。なんというのか落ち着く。例えるなら部屋の隅っこみたいな、これ聴いときたいなと。あ、でも、サカナクションがそんな感じではある。とすれば、やっぱり、
5.「minnanouta」 インスト、エレクトロニカ。一番最初に再生回数が伸びた。
7.「黄色い車」 ジャジー?スモーキーな感じ。



4th Album 『kikUUiki』 (2010)

(Amazon.co.jp)
Single:「アルクアラウンド」 / 12tracks (Limited:13)

個人的に暗い雰囲気ややマニアックな印象がある。異常でもないのだけど、ちょっと他のアルバムと比較して、UKチックな曇り空的な暗さ陰鬱さがある気持ちする。そういうのは,どちらかというと好きなのだけど、それでも。
5.「アルクアラウンド」 どーん。サカナクションのシングルですね。
6.「21.1」 インスト、サカナクションの中でも、一番最初に再生回数が伸びた。
9.「明日から」 ヘタなクラブ系のトラックよりも強い。バンドだからできる。サカナクションならこんな曲もできるんじゃないかーっていう想像がこうやって既にやってる、ってやっぱりセンスいい感と思った。
12.「目が明く藍色」  "9年間におよぶ構想の末に作り上げた7分に迫るロック・シンフォニー"ということらしく、
耳にすることもあるけど、すごい雑な紹介をするとボヘミアン・ラプソディ。イントロのディレイかかったギターでイチコロなんて人もいるんじゃなかろうか。それに古臭くもあるメロディに、ピアノに、シンセ登場して、ストリングスやコーラスいれちゃうなんてもう、ありえんね(称賛)



5th Album 『DocumentaLy』 (2011)

(Amazon.co.jp)
Single:「アイデンティティ」,「ルーキー」,「『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』」 / 12tracks

メジャーというのか、貫禄というのか…、
音や構成が確立されたというより はっきりとした感じ。
2.「アイデンティティ」 にゃーにゃにゃにゃーにゃー にゃにゃにゃにゃーにゃー にゃーにゃーにゃーにゃー にゃにゃにゃにゃー!は「アルクアラウンド」で期待を得たならそれに応えられる曲と思う。先ずイントロのパーカッションで!。サビのどーしてー♪よりにゃーにゃにゃ♪のほうがインパクトあるよなーとか思ってたら最後で重なってやられた人の仲間入り。
10.「『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』」 特にコメントない。 他の曲と同じく良い と思うけど、ライブでMVの人形パフォーマンスをしたのは評価するしかない。少し失礼かもしれないけど、これにハマってた人は普段聴くのが偏ってること(ばっと言うと視野が狭い人や食わず嫌いや自称音楽好きのやつ)が多かった印象がある。。





6th Album 『sakanaction』 (2013)

(Amazon.co.jp)
Single:「僕と花」,「夜の踊り子」,「ミュージック」 / 14tracks (Limited:15)

セルフタイトルとなると聴くしかないな。じゃあ、いつ聴くか?今でしょ!来週、3/13発売ですって。(2013.03.07)

(シングル曲といい)インパクトは薄いのだけど、それが吉。
はじめは面白味に欠けると思った・後ろで鳴ってる音や挟まれる音が自重しすぎて物足りなく感じたが、疲れない。美味しいというより、飲みやすい。 水みたいなもの。

代表するかと言うと微妙なのだけど、アルバムとしては一番よいかも、ある種のセルフタイトルらしい出来。(ポルノでいう『ポルノグラフィティ』の立ち位置に似てる)