細かい内容は言葉にすると難しいですが施工されるのは以下のような内容で、
①ベースサンディング
ボードのソールは、すべてのボードが真っ平らではありません。
むしろ、真っ平らなボードはほぼ無いのが 実情です。
そんなボードの状態をチェックしフラットを出すことで操作性をあげます。
②ストラクチャー加工
雪面とボードの滑走面の間に発生した水分を効率的に排水するために
細かな溝(ストラクチャー)を入れることにより
ボード本来の滑走性能を引き出します。
③エッヂビべリング
エッヂダリングとは違い、滑走時に使用する有効エッヂに手を加えます。
ベースエッジ(ソール面)とサイドエッジ(側面)に角度をつけることにより、
フラット時は引っかからず角付け時はグリップするように仕上げます。
④サーモバックワクシング
近年、減圧式のものなどありますがそれではボードに負担をかけます。
今回施工させて頂いているサーモバックワクシングは
一定の温度(ワックスの融点60℃)で6時間×2回の12時間をかけてじっくりとベースワックスを浸透させています。
これによりボードへは一切負担をかけることなく
通常ホットワックスの深度約3倍、質量約4.5倍のワックスが入っています。
いかがでしょうか??
体験した人は病みつきですし、
体験したことが無い人は新しいすべりを体験することでしょう。