(ブロンプトンで厳冬期の一ノ倉沢 の続き。 )
ブロンプトンで秘湯へ行こうシリーズ、サードステージ第七幕。雪道制覇 のあとは秘湯である。一ノ倉沢にほど近い水上温泉の『天狗の湯』きむら苑へ行くことにした。
[走行データ]
ルート 谷川ロープウェー駅→一ノ倉沢→土合駅→天狗の湯→上牧駅
きむら苑天狗の湯へ行く前に、秘境駅の一つ、土合駅に立ち寄ってみる。
土合駅は通称「日本一のモグラ駅」として鉄道ファンのみならず、地底ファンの方々にも人気の駅である。新清水トンネル内にある下り線ホームにたどりつくためにはこの地上駅舎から計486段の階段を約80メートル下っていかねばならないのである。
この深い階段トンネルを見ると、必ず自撮りしたくなるが、よろけて落っこちそうになるので注意である。
ブロンプトン持ちの方は決してこの駅の下りホームで降りてはいけない。地上に出るまでに高尾山に登ったぐらい疲れてしまうだろう。勿論、ブロンプトンを担いで486段を登って足腰を鍛えたいと考えている方には素晴らしいトレーニングになるのでオススメだ。ちなみに水上・高崎方面上りホームは地上にあるので、フツーのブロンプトン輪行に使用可能です。
土合駅で時刻表を見ると次の上り電車まで一時間ほどあったので、きむら苑まで自走することにする。湯檜曽温泉 、水上温泉を通り過ぎて、旧い道に入ると、そこにきむら苑があった。
日差しがある中、粉雪が舞っている。
受付をすませて露天風呂へ。
さあ、どんな湯が待っていて呉れるのか。