Bromptonで秘湯へ行こうシリーズ。今日は秘湯中の秘湯、奥会津の木賊温泉(とくさおんせん)『岩風呂』へ日帰りで行ってきた。走行距離が久々に50キロ超、つらい峠越えもあり、なかなかの走り応えであった。

 

木賊温泉の岩風呂は、巨大な岩の割れ目から自然に湧きだす湯を、その岩を穿つことで湯船にしたものである。いつ作られたか判らないほどはるか昔からあり、木賊の集落の人々に大切に維持されてきたもの。いまどきの温泉ファンなら泣いて喜ぶ足元湧出の秘湯である。

 

会津高原駅には浅草駅から直通の快速電車が出ている。但し、木賊温泉へ午前中に行くには、バスが減便されているこの時期、峠越えの自走しかない。


[走行データ]

ルート: 会津高原尾瀬口駅→木賊温泉(とくさおんせん)→舘岩(たていわ)観光案内所前バス停

距離: 49.10 キロ

最大標高差: 332メートル

平均斜度: 全体0% 上り3.4% 下り2.8%

獲得標高: 上り540m 下り565m

 

中山トンネルへ向けて高度を上げていく。

 

ずいぶん来たぞ。

 

うっ・・・。このあたりから急坂の連続でくたびれ果てる。

 

漸く峠にたどりついた。ここまで約6キロ。ここからは木賊口分岐まで20キロ以上あるが基本的に下りだ。

 

トンネルは慎重に走ろう。赤のテールランプを点灯すれば安心だ。

 

トンネルを抜けてどんどん進むと、11キロ地点で『道の駅番屋』だ。朝だが、そばがうまいとの評判だったのでざるそばをオーダー。地元産そば粉100%のそばだそうだ。うまい!南会津の舘岩地区は良質なそばを産することでも有名だ。

 

腹ごしらえもできたので、続行。

 

そろそろ木賊温泉への分岐のはずだ。それにしても川の雪解け水のこの感動的な青さ、何だろう。

 

(続く)