（Bromptonで奈女沢温泉 前編 から続く）
奈女沢温泉へは急坂を這い上り銃弾をくぐり抜けクマを倒しての苦難の道のりであった。（嘘だろ！）
不安な心持ちになってきたところで、「奈女沢温泉まで500メートル」の表示を発見。
あと500メートルなら行くしかあるまい。
あったあった。国道から距離3キロ、標高差200メートルちょっとだ。単純計算では平均斜度7％だが、途中10％超の坂もあり、きつい。汗だくになった。
ここにブロンプトンを置いて、最後の急坂を登っていくと、
霊泉とか御神水とか科学的な客観性に欠ける表記は相変わらずだが、普通の湯治場だ。
多くの車が駐車していて、人気のようだ。効能がずらりと書いてある。ホントに効くのであろう。
受付をすませて、内湯へ、もとい霊泉湯へ。いたって普通の湯治場だ。
ご神水、ミネラルウォーターとしても、なかなかいけます！水割りがおいしくなりそう（不謹慎か）。
温泉分析表もきちんとしている。源泉名「釈迦の霊泉」、源泉温度22度ですが、メタケイ酸含有で温泉法第二条の温泉に該当するのです。そして無加水です。ラドン温泉でもあります。
あやしげなんて思って大変失礼しました。源泉が22度Cなので加温はあるが、掛流しで加水無しのなかなか良い温泉、いや御霊泉であった。確かにちょっと頭が良くなった気がする。信ずる者は救われる。
暑い季節になったら又来よう。
他の温泉記事を見るには「とっておき温泉セレクション」 のページへ！
参考記事：