Bromptonと扉温泉(とびらおんせん)の「桧の湯」に行ってきた。

 

扉温泉は長野県松本市東部にあり、薄川の渓谷に沿う標高1100mの山奥にある。明治初年に地元の農民が発見したと伝えられている。温泉に一家言ある地元・松本の方々の間では、扉温泉は「東の扉、西の白骨」と安曇村の白骨温泉と並び称されているらしい。

 

そんな良い温泉があるのなら行かねばならないだろう。

 

松本駅からは東へ約15キロ、駅前からの標高差は500メートル程度だ。データ上は、ブロンプトンで2時間半もかければ行けそうなイメージである。既に霧積温泉や鹿沢温泉で急こう配登坂を乗り切った経験もある。

 

しかしながらラストの2キロはこんな感じとなる。


 

そして最後はこんな感じ。いつも同様、秘湯というのは山深いところにある。

 

 

従って、ブロンプトンで行けなくもないが、体を十分に鍛えた上で、ギアは相当軽めにセッティングして実行することが望ましい。2速ではたぶん無理だろう。

 

実を言うと今回、ブロンプトンを漕いで行ったわけではない。時間の都合もあり、駅前で車を借りてブロンプトンは車に乗っけて行った。ブロンプトンファンの方々に嘘をついてはいけないので、タイトルも「ブロンプトンで××温泉」ではなく「ブロンプトン『と』扉温泉」としました。

 

(後編は温泉のレポートです)