街中でちょいと一休み | Britain Park  - 英国政府観光庁 -

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英国政府観光庁の"ブリ子"がお届けする、
イギリスの今が沢山つまったイギリス情報。
さあ、一緒にイギリスの旅へ出かけましょう!


皆さま、こにちは。

牧歌ブリ吉でございます。

 
【トラファルガーSQは今や巨大なラウンド・アバウトですね】

ロンドン生活で快適さを覚えるのは広場です。ハノーヴァー・スクゥエアとか、ピカデリー・サーカスとか、コベント・ガーデンとか、元々は地方の貴族たちが、王室に仕えるためにロンドンに建てた家屋敷の一部として造営した広場です。


 

大半が現在ではスクウェアとかサーカスと言われていますね。その成り立ちや在り様は造った貴族の人柄が出るもので、教会がスクェウアのど真ん中にあったり、手の込んだ庭になっていたり、古くは墓地であったり、商店やらニューズエージェント(コンビニ)やらカフェやらが置かれていたりと、様々な用途や発想の成果として今日に存続する空間なのですね。


 
【すみません。この画像はNYですが、あまりにも気持ちの良い光景だったもので…】

貴族の屋敷はシティの外ですから、圧倒的にシティの外側に多い理由もよくわかります。1607年ごろ造営のMoor Fieldが最古であり、しかもシティにあった広場ですが、その用途は防火対策として造られたとのことです。Moorfieldという地名は地下鉄駅としても残っていますので、その辺を歩かれると思い掛けない発見があるかもしれませんよ。


 
【パーラメントSQも大きなラウンド・アバウト。くつろぐにはSt.James's Parkに行った方がいいかも】

一般的な人々が住める場所に共用のコモンズ(http://www.british-made.jp/stories/people/2015021800260)として1630年ごろに作られた広場がコベント・ガーデンです。人が集まっては、商売の場所となり、王室からもチャーターが発布されて青果市場と花卉市場になり、マイフェア・レイディの舞台になりました。




 
【レスターSQのチケット売り場はいつも人だかり】

ブリ吉がロンドンの会社員だった頃、この広場は、春から秋に掛けて絶好の休憩場所でした。どこも花盛りですし、割と清潔ですし、掃除が行き届いているので、これぞ英国の良さのひとつだなと思うわけです。昼ごはんもよくこの広場で摂りましたし、その後の昼寝も芝生に寝っ転がっていました。



 


会社の近くにもありましたが、脚を延ばしてちょっと離れたスクウェアに行ってみたり、休みやすい広場を物色したりしていました。☆バックズのようなカフェで休むよりも相当快適だと思うので、天気のいい時にはスクウェア巡りをしたくなります。

こうしたスクウェアを造って下さった往年の貴族の方々もほとんど没落してしまいましたが、18世紀以前のノブリス・オブリージェに感謝ですね。因みに、ヨーロッパの他の都市では、英国のようなたくさんのスクウェアは存在しません。スクウェアの多さこそ、ロンドンが快適に感じる大きな理由の一つであると思います。

皆さまもスクウェアに行ってみなはれ。ブリ吉のお勧めはハノーヴァー・スクウェアとBerkley Squareです。スクウェアの中には地元住民しか入れない門扉付きスクウェアもあるので、お気を付けください。侵入罪になって、入りたくない狭いスクウェアに入れられてしまうまです。因みに、取り調べにかつ丼は出ません。


以上、ブリ吉でした。


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