お客様をご案内する場合などに階段を使うとき、
どのようにご案内すかということを考えたことは
ありますか?
廊下を歩いている場合は、お客様に真ん中を
歩いていただき、自分は右斜め前、1mほど先を
先導します。
そして問題の階段の場合ですが、実際は
ご案内をしたまま階段に移ることが一般的だと思いますので、
そのまま先導したまま階段を利用して良いでしょう。
一応マナーとして言われているのが、
「上り階段では案内人はお客様の後ろ、下り階段では
案内人が前」という定説です。
これには意味があり、原則お客様の安全を守るという
考えのもと、お客様が階段から足を踏み外した場合に
受け止められるように・・・ということなんです。
でも見知らぬ場所で先に階段を上らされるのも
お客様の心理としては不安ですよね。
ですからその心理を優先にして、先導したまま
階段を利用するほうが良いと思います。
階段の手すり側を歩いてもらうようにすれば
安全を守れますしね。
そして忘れないでほしいのが、階段を使うときには
ひと言何階まで行くかを伝えることです。
お客様にもある程度心構えが必要ですから(笑)
お客様でない目上の方と階段を利用する機会が
あったときには階段のマナーの定説どおり、安全を考え
降りる時には前に、そして上る時には後ろにいるのが
良いかもしれませんね。
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