みえるみえない | Brighton 鎌倉 Essential selection
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光。。。

塗装を磨くのにとても重要な光源。

色温度、照射角度、広角/狭角

HID(ナトリウム、水銀、メタル)、ハロゲン、LED、蛍光灯…

そして反射してボディに何が映っているか。。

どういう見え方してるのか。

環境によって様々と思います。

以前も書きましたが、人間の目ん玉も個人差あるので…

最近、若い子が「自分も磨き屋やりたい!」なんて話も。。

「HIDで磨けばOKなんですよね?」って

OKと言えばOK?。。

だけじゃないと言えば…キリがない。

これまた簡単な事じゃなく…一言で終わらせては無責任な回答に(汗)
自分が良いと思った所で良いと思う、それが個々のお店の”色”。。

自分が納得しなければどうにかしようと勉強する。

自分含め、みんな様々な状態の塗装に対して現在進行形。


確かに蛍光灯では全然見えないキズがHIDでよく見える。
でも、HIDのみで磨き上げても蛍光灯で見える深いキズは別問題(全部は見えていない)
そこは追わない方が塗装の為と思うけど…依頼内容にて。。

「じゃあ、蛍光灯で磨いて、次にHIDで磨けばOK?」

単純に考えると、塗装の為にはならないけど…


でも…

画像の様に照明だけの問題ではないのです(PROVIDE開発チームの一員より画像拝借してきました、と言ってもチーム員は自分含め二人だけなんですが…)

塗装面に反射しているのは何か?

画像はスポット照射されている黒ソリッドのパネル(編集で画像が少しボケ気味ですが)

塗装の種類によって見え方変わりますが、ダブルアクション特有の磨き目が出ています(車両四隅に配置された光源ではちゃんと見えません)

赤線部分と青線部分は同じ距離。

白い物が映り込むと画像赤線の範囲の様にキズが見えない(バックがすべて白だったら…この状態でフィニッシュ…!?)

黒い物が映り込むと画像青線の様にキズが見える(その黒も反射しては…)

壁が黒くても自然光含め、別の光が入り込むだけで見え方はガラリと変わる(屋外ではなおさら…)


自身のブースは当初、耐水性を兼ねて「ブラックの上に艶消しクリアー」を塗りました。
そしたら反射して見えにくかったので…同じ艶消し黒でも反射するのかしないのか(種類で違います)
で、耐水性は無視してすぐに「クリアー無し艶消しブラック」にすべて塗り替えました(汗)


そこまで拘る必要はあるのか?。。。。

聞かないで下さい(笑)

画像の様に見えているキズを見える環境で極力無くす事で、塗膜の透明度がUPします。

本当磨きって奥が深い、人の”目”って結構騙されやすいです…ずーっと騙されていれば良いのですが、ひょんなとこでピントが合うとアレ!?ってなります(笑)

『次世代研磨システム・Mastermind』もう一歩、踏み込んで…
見えている専業者の方は色々な組み合わせ(意外な?)で対応されています。。
ソリッドの為の、次回作のミドルバフで…汎用性を広げ使い勝手を更に良くしていきたいと思います☆

塗装に合わせてコンパウンドを有効に使う為に。。