SNSでは数年前から“電話恐怖症”が話題になっています。
今の20~30代はプライベートでも仕事でも主にLINEやメールを利用してやりとりをしており、電話をする機会が少ないのが一因ともいわれています。
とくに、20代~30代の女性で最も電話に苦手意識を持っている人の割合が多く、中高年との世代間ギャップが顕著であります。
電話は、わからないことや言葉遣いをしっかり確認する時間がないことや、後から修正したり削除したりすることもできません。
この電話の特性が、電話に慣れておらず経験の浅い若い世代にとってプレッシャーになってしまうのです。
SNSでは、電話対応が嫌で退職したと発信している若者もいます。
中高年世代が考えている以上に、電話対応が若手にとってプレッシャーになっている可能性があることは意識しておいたほうが良いでしょう。
これは、歯科医院においては受付業務に対しても言えるし、若い世代の患者さんにも当てはまる事です。
いつも予約でいっぱいの人気医院さんは良いのですが、どうも最近患者さんの高年齢化が進行していて予約が埋まらない、という医院さんでLINEやメールを利用した予約システムを導入していない場合は、そろそろお考え頂いても良いかもしれません。
以上、「若者に広がる電話恐怖症」のお話でした。
最後までお読みいただき、有難うございました。