やまとは くにのまほろば たたなづく あおがき やまごもれる やまとし うるはし
日本武尊（やまとたけるのみこと）が詠んだ「やまと」は今の奈良の地域を指しますが、広い意味で「やまと」は日本そのものを表す言葉として使われます。日本民族は、精神性の高さにおいて世界の中でも希有な民族と言われ、その日本人のこころのあり方を「やまと魂」と呼びます。
「おもてなし」や「もったいない」という言葉に現れるように、日本人はヒトやモノにたいする慈しみの気持ちを大切にしてきました。そして、その慈しみの心が、美しい伝統文化を育んできたのです。
しかし、その美しい文化がいま、失われつつあることも事実です。
近年、結婚式のスタイルはウエディングドレスでチャペル式が主流です。大手メディアの影響もあって、結婚式といえばドレス姿の花嫁様が思い浮かぶ方も多いでしょう。白無垢や打掛姿の神前式は挙式全体の２割以下に留まっています。
それでも、ごく最近になってじわじわと神前式や和装スタイルに人気が集まるようになってきました。
これは、戦後失われようとしていた日本人としてのアイデンティティ「やまと魂」を取り戻したいという純粋な想いが、いま結婚しようとしている人達を通して、社会に現れているのではないかと思うのです。
私は、和装婚礼『和婚』というものに、美しい日本のこころである「やまと魂」を観ます。
「日本」の象徴とも言える神社で、日本の民族衣裳を身に纏い、新たな人生の始まりを宣言する結婚式は、「やまと魂」を次世代へ伝えていく大切な民俗行事です。
私たちは、本当の伝統を伝える本物の結婚式でお二人の幸せを力いっぱい応援します
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