はい。
わたくし
まるむしはアメブロを書き始めるのでございます。
まずはこれまでのいきさつなどを書いてみます。
私は高度経済成長まっただ中の、１９６５年製でございます。
幼稚園のときから人見知り、恥ずかしがり、口下手、内弁慶、非社交的。
幼稚園のころなどは、朝母親に幼稚園まで送られて、夕方母親が迎えに来るまで、教室内ではひとこともしゃべらないで、ひとり教室の隅でポツンと座り、みんなが遊んでいるのを見ているという感じ。歌を歌わされたりしても、ひとりでは絶対に歌わなかった。先生が「歌いなさい！」と怒っていても、絶対に歌わなかった。いや、歌わなかったというよりも、歌えなかった。恥ずかしくて。
その幼稚園では給食がでた。よく時間内に食べられなくて、みんながお昼寝している時間にまだ食べさせられていた。そして食べ終わったら、自分で給食のおばさんのところへ食器を返しにいかなくてはいけなかった。
おばさんに「ごちそうさまでした」て言いなさいと言われても、絶対に言わなかった。いや、これもはずかしくて言えなかったのであります。
とにかく、家族や馴れたひと以外の人の前で声を出すことがとても困難だったのであります。
後年、その給食室のおばさんが母と話した時、「あの子はごちそうさま言いてゆうても絶対にいわへんかった。強情な子やった。」と言われたらしい。
強情なのではなく、言えなかったのだ。ほんとうに、どうしても声にならなかったのだ。
