こんにちは!Breezegolf田中です。
ゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしょうか!?
さてさて、
ご報告大分遅くなってしまいましたが、
先月、ブラインドゴルフ(視覚障害者の方のゴルフ)全国大会が
宮城県仙台市で開催され、ボランティアとして大会に参加してきました!
今回は、ブラインドゴルファーさんに付き添って一緒にラウンドする、
ガイドとして参加させていただきました。
お相手は、御年72歳、元気ハツラツな男性ゴルファーさんでした!
いやー、僕もこの年になっても元気にゴルフしていたい!!
その方の夢は、
「8年後にブラインドゴルフがパラリンピック競技に採用され、
日本代表としてプレーすること!!」だそうです。
素晴らしい!!
その方は、8年後には80歳ですが、多分今以上にパワフルにゴルフを
プレーされていることでしょう!!
(※オリンピックでは、4年後のブラジル開催でゴルフが復活しますが、
パラリンピックではまだ競技採用されていません。
日本ブラインドゴルフ振興協会様は現在、パラリンピックでのブラインドゴルフ採用
のための署名活動等を行っていらっしゃいます。)
ブラインドゴルフの活動に参加するといつも感じるのですが、
皆さん、本当にお元気で、明るくて、いつもパワーをもらっています。
ブラインドゴルフの全国大会は、年間5~6試合開催されていますが、
昨年の東北大会は、震災の影響で中止でした。
今回、福島県在住のご夫婦が参加されていましたが、
今年は東北大会が無事開催されたことを本当に喜んでいらっしゃいました。
福島県は特に原発の問題もあり、他県から人があまり来なくなって
しまったそうで、多くの人たちが東北に来てくれることだけでも
復興につながる、だから今回の大会も多くの方々がいらっしゃったので
本当に嬉しいとおっしゃっていました。
また、今回の大会では、マスコミの取材がありました。
みのもんたさんが司会をされている朝の情報番組、
「朝ズバッ!」(TBS系)で大会の模様が放映されました。
この番組でブラインドゴルフが紹介されるのは、
昨年冬の大会に続き2回目だったのですが、
こうしたマスコミの取材も増えて、もっともっとブラインドゴルフが
メジャーになっていき、活動への参加者が増えるといいなって思います。
さて、
翌日は、仙台から足を伸ばして石巻市へ行ってきました。
特に、何かのお手伝いに行ったわけではありません。
すみません。
ただ、今回の震災という事実を、テレビやインターネットの世界だけではなく、
実際に自分でその場に立ち、五感で感じることは、自分にとって必要なことだと
思っていたので、今回初めて津波の被害の大きかった場所へ行きました。
言葉が出ませんでした。
今回の津波の高さを示す看板が道路にありましたが、
それを見ても現実として受け入れられない高さです。
骨組みだけになった建物を見ると悲しくなりました。
残ったトタンが風でキイキイと軋む音がやけに耳に残りました。
海岸では、かもめの大群がいました。
海に向かって、ずっと泣いていました。
かもめも多くの仲間を失って呼んでいるのでしょうか。
何事も絶対ということはないし、
当たり前な日常もありませんね。
皆さん、しっかりと前を向いて歩みを続けていらっしゃいます。
すごいことですね。
悲しいこともいっぱいあるかと思いますが、
それでも前を向いて歩いていらっしゃいます。
日々、何事にも感謝です。
僕は、僕なりの思いを持って、今後も生きていきます。
あらためて、今回の震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。