5月24日(火)

気晴らしに温泉でも連れて行こうか・・・との父の提案で、温泉旅行を計画しました。

入院が7月なら、手術をしておっぱいが無い状態で広い温泉に入れるかどうかわからないから、その前に連れて行ってあげたいというのが父の気持ちのようです。


近くの旅行会社からパンフレットを貰ってきて、相談をしていたところ電話が鳴りました。

「入院日が決まりました」

「よろしければ5月31日から入院で6月2日に手術です」

・・・なんでまた突然。

7月と言われていたのに、こんなに早くというので、家族は別の不安に襲われました。

「もしかしたら、病状が悪いのかもしれない」

母親もそんな気持ちなのでしょうか。顔色を変えています。

電話では先生(この先生が執刀してくださるようです)の話によると、「外科の手術日があいたので、急遽入れてもらう」とのことで、その点は納得したのですが、あと1週間もありません。


母親は急に張り切って、父に着替えの場所や財布の場所を教えています(父はまったく家事全般ができません)。

カミサン(嫁)には、調味料の場所やじいさんの好物を教え、私には掃除の仕方やごみの出し方などを説明します。


入院に必要なものをそろえなければならないし、保険(簡易保険しか入っていませんでしたが)の給付申請書類も貰ってこなければなりません。

合わせて親戚一同(うるさいおばさん方)への連絡をして、お金も準備して・・・

と、めまぐるしく我が家は動き出しました。


こうなったら家族一同、手術の無事終了->完治を目指して祈るしかないと、居直りの気分もあったかもしれません。

久しぶりに活気づいた我が家でした。