2011年11月9日(水)「火の鳥」を再演します!そして初演…


あさって、11月11日の、

三重県名張市での公演では、なんと、「火の鳥」を

再演させて頂きます!!!!!!


僕のオリジナル曲の中で、一番大好きと云う方も多い大曲で、此の度、2年振りに演奏をさせて頂きます。



「火の鳥」を再演します!そして初演…


描写組曲「火の鳥」



この作品は、手塚治虫原作「火の鳥」の物語を基に作曲した、壮大なピアノ曲

である。時代背景は、原作では3世紀や西暦3404年など各巻により様々であ

るが、この楽曲では3世紀(弥生時代・邪馬台国)に統一して仕上げている。

文庫本全13巻中、前編の重要な物語に的を絞り描いた楽曲。作品全体は、

るでオーケストラを聴いているかのような層の厚さがあり、今までのピアノ

曲の常識をくつがえす斬新な仕上がりとなっている。


◎火の鳥とは…

人智を超えた存在で、100年に一度自らを火で焼いて再生する(蘇る)事で永遠に生き続ける。元々は天界で飼われていたが、地上界に逃げ出した。人語を解し、未来を見通す。また、その生血を飲めば、永遠の命を得る事ができるという。呼称は鳳凰・火焔鳥・不死鳥(フェニックス)など。時空を超えて羽ばたく超生命体として描かれる。モデルの鳥は、世界で最も美しい鳥の一種である実在のケツァール 。 火の鳥の身体は宇宙生命(コスモゾーン)で形成されており、関わった人々の魂をも吸収して体内で同化し生かし続ける事も可能とされている。

第1曲:プロローグ「火の鳥の眠り~目覚め」

暗闇の中、火の鳥は深い眠りから目覚めようとしている。かすかに羽を動かしながら目覚めてゆき、やがて大空を舞い上がってゆく様子までを描いている。

第2曲:邪馬台国

時は弥生時代。大自然に覆われた邪馬台国とその民族の様子を描いて

いる。



第3曲:火の鳥との決戦「弥生民族VS火の鳥」~卑弥呼に永遠の命を!!!

邪馬台国の女王である卑弥呼は、気質の激しい人間である。永遠の命

を手に入れるため、火の鳥の生血を持ってくるよう毎日男たちに圧力

をかけていた。卑弥呼のわがままな命令により、男たちは次から次へ

と戦いに向かわされるが、誰一人として生きて帰って来るものはい

ない。何十年もの月日が流れたある日の戦いのこと、男と火の鳥は壮

絶な戦いを繰り広げていた。何時間もの激しい戦いが続き、火の鳥も

体力を失いつつあったそんなある時、男が射った鉄の矢が火の鳥に命

中。もがき苦しむもの、男に猛攻撃をする火の鳥。しばらく壮絶な戦

が続くが、とうとう火の鳥に何本もの矢が命中し、火の鳥はその場

に倒れこみ、やがて息絶える。火の鳥を捕えた男は、足早に卑弥呼の

元へと向かうのだが……




第4曲:火の鳥の死~卑弥呼の死~悲しみの邪馬台国

男は火の鳥を卑弥呼の元へと持っていくものの、生血を求めて何十年も経った卑弥呼は、寿命のため死を迎えようとしている。火の鳥の生血を卑弥呼の口に持っていく寸前、卑弥呼はとうとう死んでしまった。村中は悲しみに包まれ、卑弥呼の死を村中で惜しんだのである。


第5曲:エンディング「火の鳥の復活」~ 不死鳥

死んだはずの火の鳥は、なんと復活を遂げ、大空を舞っていた。偉大なる火の鳥を大いに描写したこのエンディングは、壮大なるスケールで描かれており、ラストに相応しい仕上がりとなっている。不死鳥火の鳥は、永遠なる神の生き物であることを象徴している。


そのほか、なんと…


おとぎ話より第3番

「かごめ、かごめ~とおりゃんせ」


を初演します!!!!!


このふたつの童謡をなんと1曲に融合させました!


しかも、難解な「フーガ」に

しました!!!!!!!!ぬおー!!


「かごめ、かごめ」「とおちゃんせ」が、左右複雑な和声で入り交じり、何度も何度も転調しながら曲が進んでいきます。


まるでバッハのフーガを聴いているような作品ですので、楽しみにしていて下さいねん!


まさに、和製の、和声の

フーガです(笑)


ジャパニーズ・フーガです!


乞うご期待下さいねん!


合 掌