自宅『ぽっちゃま王国』内と『にゃらハウス』内の朝のお世話を父ちゃんと手分けし済ませ、さくらに1回目の朝食を食べて貰ってから動物病院へ…。
介助、健康チェックつき隔離対応ディサービスにさくら🌸を預け…
現地へ向かいました。
12時現地到着。
5月にさくら🌸を保護して以来の訪問。
今回の活動内容は
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●市担当者さんにご挨拶
次回、第二回目となる『三者会談』の希望内容を事前にお伝えすること。
(話し合いの希望は以前から)
●市役所に行方不明の『プリン』『ドレミ』『ブリス』に該当するニャンコの通報で動かれたことはなかったかどうかの…安否確認。
●毎日の給餌を継続してくださっているYさんと、この3ヶ月弱の間のことを報告、情報共有。
●Yさんに物資をお渡しすること。
●猫達へのフロントライン投与状況を伺い、必要に応じてお手伝いすること。
そして…
●全頭安否確認と
『プリン』『ドレミ』『ブリス』の捜索…
以上のことをタイムリミットまでに…
そんな気持ちで現地入りしました。
まず、猫たちのご報告を…
以前、電話にてYさんから伺ってはおりましたが、自ら出向き確認するまでは…と、憶測での公言を避けていたことがあります。
それは
5月半ばにメリーちゃんが亡くなっていたことです。
ご近所さんのお宅敷地内で異臭がする…
と、Yさんにご近所さんから報告があり、Yさんが見に行ったところ、メリーちゃんが亡くなっていたそうです。
Yさんは、メリーちゃんを連れて飼主さんの元へ行き『埋葬したれ‼︎』…と、言ってくださっていました。
メリーちゃんが最後に餌場に来た時
食べたそうだったけど食べれなかったの…
と、仰った奥様の声には、哀しみと悔しさが混じっていました。
メリーちゃんは昨年冬までは、一番よく食べ、一番ふっくらしていたのですが、ある時から餌場に来ても最前線でいつものように食べる事がなくなり…
そして前回、私の体調不良により、いつも必ず欠かさない全頭安否確認が出来ず…
ただただ悔やまれます。
メリーちゃんが安らかに眠ってくれることを願ってやみません。
そして『プリン』の話もしなければなりません。
プリンは前回現地入りした頃、私達が知っているふくよかになったプリンでは無くなっていたそうです。
私も視界が霞むくらいの体調で、さくらを保護後直ぐに奈良へ向かった為、そんなことになっていたとは知らず…
行方不明になっている子達、亡くなった子達を思い出すといたたまれない気持ちです。
『プリン』は
5/4に給餌場にはこなくなり…今現在も行方不明です。
次回現地入りでも捜索予定です。
レックスの隣…
前がメリーちゃん。後ろがプリンちゃん。
『ドレミ』『ブリス』は
飼主お母様が一時的に施設に入られた日…7月半ばまでは室内にいたことをYさんが確認してくださっています。
その後、家の中の清掃時にはいなかったとの事です。
家の中にいた筈の子達については、更に承諾を得て、まだしなければいけないことがありますので…公言できる時が来ましたらご報告致します。
以下、安否確認できました。
『ジャム』
『ビッケ』
『ベル』
『ツネ』
『ミロ』
『メロン』
『モネ』
ビッケは驚くほどに痩せていて…
『毎日、ビッケとツバサが一番食べてるのに痩せてるの😢
どうしてかな…😢』
Yさんに聞かれ
『治療が必要な病気であったり、お腹に虫がいたらそっちに栄養持ってかれるしね…』
とお返事し、やはり保護して治療をしてあげれないとなかなか厳しいな…といった話になりました。
限界があるのです。
Yさんが毎日毎日…本当に毎日
必死に給餌や見守りをしてくださっていても…とりまく環境が…追いついていない…整っていないのです。
栄養たっぷりのご飯を用意したよ。
魚もトッピングしてあげるぞ!
さぁお食べ…
そして、ふっくらしてきた子をみると…誰しも嬉しいですよね。
ところが、治療が必要な病気があった場合…
どんなにこの子の為に愛情たっぷりのご飯を用意しても
食べてくれなかったり、食べても痩せていく一方だったり…これでは誰しも哀しく辛いですよね。
Yさんはハッキリと
『わしは猫が嫌いや!だから居なくなってほしい!こんなことずっとはかなわんで!…だからあんたに協力するわ』
ずーっとそう仰っておられる方ですが、その愛情の深さと人間性の素晴らしさは、接しているとヒシヒシと伝わってきます。
猫の生態など…
私達と出会うまで知る必要もなかった…。
でも、命を大切にしながら問題を解決していきませんか?
お願いします!
皆さんお願いします!
そんな私達の話に耳を傾けてくださって…今に至ります。
どれほどの事をしてくださっているのか考えると、にゃら〜ずのような表情に、現地の子達がなれない現実を、Yさんに背負わせるのは…違うだろ…と思えてなりません。
にゃら〜ずや、さくらのように…
そう願ってもなかなか叶わず…
そして病気になっていってしまう猫たちをどんな気持ちで給餌、日記をつけてらっしゃるのかを垣間見る出来事がありました。
Chiemiさんからお預かりしていたサプリをうちからの物資と共にお渡しした際、ご飯にどうやって混ぜて与えるのかを真剣に質問…そしてまた耳を傾け、早速封を開けておられました。
正直、泣きそうになりました。
『わしは猫なんか嫌いや!』
…優しい嘘とはこうゆーことなんだと思います。
本日のご報告はこの辺で…
言いたいことは山ほどあります。
しかし言えないことも山ほどあります。
残酷な現実に気持ちが疲れています。
でも諦めません。