『ありがとう』

みんなにそう、伝えたい!!


2012年の長い長いシーズンが、ようやく幕を閉じました。


こんな最高の形で飾れるとは…誰よりも感動し、

誰よりも感動を与えてしまったのかもしれませんね(笑)

三年目の挑戦は、本当にしんどく辛い挑戦ばかりでした。

一番泣いた一年間だったかもしれません。

でも、梅本、碇、黒木の三人に、一度は味わわせたかったこの喜び!!

勝つことの難しさと、勝つための意地のぶつかり合いと、勝つためのメンタルを。

そして言いました。

『今、嬉しいやろ?この喜びを味わうためには辛いことをたくさんやってこんと

あかんねん。でもどんなに辛くても、今の喜びがあるからまた頑張れるねん。
この喜びのために、どんな嫌なことでも、また努力できる人間になろうな。
野球だけやなくて、今後の人生に今日の経験は必ず生きてくる。これから先、

どんな試練がきても、やればできるっていう自信をもって、やっていこう。

それがこの優勝で言いたかったこと。』


私のやり方は、言い方がズバッときつい分、自分でやって見せなければなりません。

でも正直、言っても吸収力のない選手には、なにも言いません。

私がすごい選手じゃないから、地道な小さな努力を続けなければならないし、

技術習得に飛び級はないんですもんね。


ハニーズは、確かに去年までのレギュラー選手が二人しかいなくて、あとは
新人ばかり、さらに監督コーチも新しい。

そんなハンディを抱えてキャンプもなく始まった…。


しかし、その条件が不可能だなんて、誰が決めたんでしょうか??


『優勝の可能性がゼロでない限り、人は全力で取り組めば、

自ずと結果がついてくる!!


その言葉が本物であると実証できたのではないでしょうか?


楽なほうばかり選び、チヤホヤされて、チャレンジも怖がってせずに、

お金に目がくらんでしまう人生って、どうなんてすかね?

やる前から無理だと決めたり、逃げてばかりいる人を私は山ほど見てきました。


『何のために産まれてきたの?』


努力することの大切さ。

挫折から這い上がった人の強さ。

苦しみの後の喜び。

別れの後の出会い。



伝えたいことはたくさんあるけど、選手によくいったことは…


『感じろ!!』 でした。


センスは磨けないけれど、感性は磨ける。

より感じる選手が、吸収力のある選手。

その中で、それを感じ、すごい伸びたのが、益田と黒木と碧でした。



まだまだこの三人も途中だし、他にも感じ始めてる選手がめっちゃいます。


私がこんなけ感じるんだし、監督、コーチはもっと、変わりかけている

選手を見てくれています。

感じされるために、口数を減らす指導をされることも多く、私もまた色んな

指導方法を学ばせてもらいました。


そして、だからこそ、その監督コーチのおかげで、チームがひとつになり、

みんなが喜べる優勝ができたのではないでしょうか。

野球の神様は、最後に私にホームランというご褒美まで与えてくれました。


!!!!!!!!!!!!!!三年連続王者!!!!!!!!!!

やってしまいましたね。



まだ、気持ちの整理もできてませんが、とにかく、みなさんの応援が

私を奮い立たせてくれましたし、声援が、応援メッセージが、メールが、

いつもとても支えになりました。


本当にありがとうございました。


今、やっと、自分に言ってもいいでしょうか?
もう、言ってもいいですよね?

『一年間お疲れ様でした』







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