今期、なかなか勝てないコロヘが、ポルトガルで優勝しました。
さすがに嬉しそうな笑顔です。これでCT本戦も吹っ切れると良いですね。
良かったら優勝への軌跡。ハイライトで観て下さい。
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コロヘが戦う世界は、自動車にF-1レースがあるように、サーフィンの世界ランキングトップ32人が出場出来る『CT=Championship Tour』で、それは3月のAUSで始まり、12月のパイプラインまで、年11戦あります。
一方、僕が毎年観戦している、USオープンは、その下部組織で、CT戦に出られる32位までに入るためのポイントを稼ぐリーグ=『QS=Qualifying Series』です。
CTとQSの面白いところは、CT選手は32名のうち、最終11戦が終わった段階で上位22名が来年もCT戦の出場権を得るのに対し、下位10名は、QSリーグのトップ10位と入換えになります。つまり世界を目指す選手にとって、QSリーグで10位までに入ることが目標となります。
またQSリーグには、コンテストの大きさ=予算が、5段階あって、今年、大原洋人が勝った『USオープン』や、今回コロヘが優勝した『Allianz Billabong Pro Cascais at Portugal』は、中でも最大規模で、優勝すると10,000ptもらえます。
今年、調子が出ないコロヘは、CTで29位と低迷しており、CT残り3試合に弾みをつける為にも、QSでの優勝は嬉しいことでしょう。今回の優勝でコロヘはQSトップに返り咲き一安心。CT、QSの終盤戦も面白くなって来ました。カノア君のCT入りも有力ですね。
ところで、QSポルトガルの決勝は、コロヘとブラジルのカイオでしたが、この2人も、BeWETの工場でウエットを作っています。Kolohe AndinoはHURLEY、Caio IbelliはOAKLEYと、インターナショナルチームのユニフォームです。
実はコロヘのウエットには、大きな秘密が隠されています。分かるかな?
感謝です。