人材ビジネスって悪いこと? | 今日も元気に頑張ろう! ビジネスは創造と挑戦

人材ビジネスって悪いこと?

最近、人材派遣会社や請負会社がマスコミの話題になることが多いようです。8月には、フルキャストが最大2ヶ月間の業務停止命令を受けたり、昨日は、同じくフルキャストが派遣法違反容疑で書類送検されたりと、軽作業系の人材ビジネス会社大手がターゲットになっているようです。


ちょっと前では、製造業務請負で最大のクリスタルグループが、業務改善命令を受けグッドウィルグループに身売りするなど、再編も進んでいます。


どのケースも、コンプライアンスいわゆる法令遵守をしていなかったためにおこったことですから、身から出たさびなのですが、最近の報道は、ちょっと度が過ぎているような気がします。


例えば、連合などは、人材派遣そのものの禁止を呼びかけたりしています。確かに行き過ぎた派遣については、ごもっともなご意見です。また、一部派遣会社では、法を逸脱したり、ピンハネ業者まがいのビジネスを行っている業者もあることは事実です。


でも、マスコミで報道されている姿が、すべての派遣会社ではないことを知っておいてほしいのです。本当に、労働者の立場にたって、労働者のために毎日頑張っている人材ビジネス会社の社長や社員がたくさんいるのです。


企業は、これからも正社員を増やし続けることはできません。まして、終身雇用制は、すでに崩れてしまっているのです。その時に、人材派遣などの雇用形態は、積極的に活用していかなければ、企業の業務は、回って行かないことは明白です。


しかも、今後さらに人手不足の時代に入ってくるわけですが、今以上に、雇用のミスマッチが起こると考えられます。ここを、人材ビジネス会社が解決しているのです。まっとうな経営者は、まだまだたくさんいます。その人たちが、頑張っている姿を、もっと見てほしいと思います。


実は、昨日そんな会社の社長とお話しをさせていただきました。意気投合して気がついたら、3時間たっていました。またあらためて、ご紹介しますね。


私も、微力ながら、そんな派遣会社をサポートしていき、もっとそのような会社の姿をレポートしていきたいと思います。