【ボクシング】結果:[WBOウェルター級王座決定戦] ミゲール・コットvs.マニー・パッキャオ | No Tattoo, No Life!

【ボクシング】結果:[WBOウェルター級王座決定戦] ミゲール・コットvs.マニー・パッキャオ

誰がこんな展開を予測していたのでしょう・・・



しっかりとこの眼でTV観戦しましたよ~。

当初、いつも通りのメインの時間帯だと、タイ時間で9時半から10時ごろ。
もう観れないだろうと諦めきっていたところで、まぁ途中からでもと思い、
いつも海外ボクシング中継をしている店に足を運ぶと・・・



あれ?チャべスJr?




ということは・・・・まだだ~~~~~~!!!!(喜ぶ)



ということは・・・・タイ7chはディレイじゃなくて本当に生か!!!(更に喜ぶ。)

急いで店へ。TVつける!笑

マイケル・バッファーがちょうどパッキャオの名前を呼んでいました。
「マニ~~~~~~~・パックマ~~~ン・パッキャ~オ」

おおおおおおお。

「WBOチャンピオン・オブ・ザ・ワ~~~ルド・・・・ミゲ~~~~ル・アンヘル・コット~~~~」

おおおおおおお。

これはテンションあがるなぁ。やっぱり。笑

(全然話が飛びますが、一昨日行ったイベントでDJ PREMIERがマイケル・バッファーの声をスクラッチしてても僕一人があがってました。笑)


試合前展開予想は、どこもコット有利。
さすがにコットのパワーにパッキャオが圧倒されるだろうというのが大方の予想。
一点の光がパッキャオにあるとすれば、それはパッキャオのスピード。

コットは、パッキャオのボディを前半集中的に叩いていました。
が、パッキャオ動じていない様子。ジャブでは、コットの方が長い。
2~3ラウンドからパッキャオも動き出し、コットのジャブ1に大して3~4のコンビを打ち込む。
コットのコンビもキレが良かったです。

が・・・

3ラウンド。

パッキャオの右で、コットが倒れかけ思わず手を突く。
これには、ダメージはそんなに見られないものの、さすがにダウンをとられる。


そして4ラウンド。
今度はパッキャオの左が、カウンター気味にコットに突き刺さりコット二度目のダウン。
これは結構ダメージが。

5~7ラウンド、パッキャオがガンガンに攻めるもコットもしぶとい。
コットもやられっぱなしではなく、きちんとコンビを返していく。

中盤から終盤にかけて、コットの顔がみるみるうちに変化していく。
右目の下をカット。次は左目の上の古傷をカット。
顔が腫れていき、鼻血が止まらなくなってきた。

一方のパッキャオ・・・・・顔が・・・・・・・大して腫れてない。。。
あれ?パッキャオも結構もらってたのにな・・・・

11ラウンド終了。
もういつ止められても可笑しくないコットの表情と痛々しい顔の腫れ。
左目上の古傷を処置されてるときに、明らかに嫌がってる。
ただコットなりに闘志は依然持っている様子。

もう止められるかな・・・と思っていたら、試合は続行。

最終12ラウンド。

コットは一発逆転しかありえない。
一方のパッキャオは、採点では明らかに有利。
しかし、コットがでない。パッキャオノーガードでちょっと挑発してみる。
やっぱりでてこない、コット。

パッキャオがでる。

フットワークで左に交わすコット。
しかしそこは既にロープ際。
パッキャオすかさず詰めてラッシュ。
最期はやっぱり左だったかな。

レフェリーあたふた。苦笑

レフェリーがコットを抱きかかえ試合終了。


12ラウンド55秒。




ボクシングの歴史がまた一人のフィリピン人によって塗り替えられた。

「WBOニュ~~チャンピオンオブザワ~~~~~~~~~~~~~ルド、
マニ~~~~~~~~~・パックマン・パッキャ~~~~~~~~~~オ」
(by マイケル・バッファー)


「おおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
(by僕)


1997年6月 vs. Panomdej Ohyuthanakorn (タイ)
OPBFフライ級王座獲得

1998年12月 Chatchai Sasakul (タイ)
WBCフライ級王座獲得

1999年9月 Medgoen Singsurat (タイ)
WBCフライ級王座陥落

1999年12月 Reynante Jamili (フィリピン)
WBCインターナショナルスーパーバンタム級王座獲得

2001年6月 Lehlohonolo Ledwaba (南アフリカ)
IBFスーパーバンタム級王座獲得

2001年11月 Agapito Sanchez (ドミニカ)
WBOスーパーバンタム級王座挑戦もドローにより失敗(IBF王座は防衛)

2004年5月 Juan Manuel Marquez (メキシコ)
スーパーWBAフェザー級王座およびIBFフェザー級王座挑戦ドローにより失敗

2005年3月 Erik Morales (メキシコ)
WBCインターナショナルスーパーフェザー級王座およびIBAスーパーフェザー級王座挑戦も判定負け

2005年9月 Hector Velazquez (メキシコ)
空位WBCインターナショナルスーパーフェザー級王座獲得

2008年3月 Juan Manuel Marquez (メキシコ)
WBCスーパーフェザー級王座獲得

2008年6月 David Diaz (アメリカ)
WBCライト級王座獲得

2009年5月 Ricky Hatton (イギリス)
IBOライトウェルター級王座獲得

そして・・・


2009年11月 Miguel Angel Cotto (プエルト・リコ)
WBOウェルター級王座獲得
メジャー団体5階級制覇達成。
マイナー団体のIBOを含めると6階級制覇。
フライ級から数えて9階級もジャンプアップ。
(途中Sフライ・バンタムでは王座挑戦なし)
3度の王座挑戦失敗のうち、負けは1試合のみで、うち2試合はドロー。

過去の対戦相手には、リッキー・ハットン/オスカー・デ・ラ・ホーヤ/マルコ・アントニオ・バレラ(2)/
ホルヘ・ソリス/オスカー・ラリオス/ヘクトル・バラスケス/ファン・マヌエル・マルケス(2)/
エリック・モラレス(3)/ファーサン・3Kバッテリー/デビッド・ディアス・・・・そしてミゲール・コット(順不同)


とんでもないことが起こってしまった・・・まさにそんな感覚です。



そして、(結構どうでも良いですが。笑)WBCダイアモンドベルトも獲得。






今後は一体どうなるんでしょう。。。。
もう楽しくてしょうがありません。笑






心残りがひとつ・・・・・・
マイケル・バッファーの「READY TO RAMBLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLE」が聴けなかった・・・笑





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