THE BOOMの「島唄」
この曲は凄い好きだし、カラオケでも歌う。
でも、独りで聴いてるとき、何とも言えない悲しさに襲われる
何故かサッパリ分からなかったけど、哀しい歌だと―――
粋なコメントしてくれた、トールバズさんの
ブログ:知りたいのはソコやねん!! で(快諾頂いたので紹介です♪)。
ある、沖縄出身の女性が、ホントの意味を教えてくれたことが、
「島歌なのだ」 という記事に書かれていました。
その意味とは――――
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「 島唄 」(意訳:沖縄出身の女性)
デイゴの花が咲いたから
不吉な起きるかもしれないと思ったら
暴風のように飛行機の轟音が聞こえ、
戦艦から発射された砲撃は嵐のように振り注ぐ
デイゴの花が満開になると
災害が来ると言い伝えられてるけど
咲き乱れた年に、飛行機の轟音が暴風のように聞こえ、
戦艦から発射された砲撃は嵐のように振り注ぐ
日本軍と連合艦隊との戦争の惨劇は、
いつまでも続き、繰り返すさざ波が
島の周りに終わらぬように、
いつまでも激しい戦闘が続く
島民に甚大な被害が及び、私達2人も運命に晒される。
森のように、高く生い茂った
サトウキビ畑の下で、めぐり合った2人が
森のように、高く生い茂った
サトウキビ畑の下で、死に別れてしまった…
沖縄の民謡よ 風に乗って、
死者の魂と共に、世界中に届けて欲しい。
沖縄の悲劇よ 風に乗って、
一緒に世界中に届けて欲しい…
愛する人を失う、この深い悲しみを…
デイゴの花が散ると、災害も収まると言うけれど
島も畑も壊され、静かなさざ波の様に日本軍はもう戦えなくなっていた。
俺達のささやかな幸せが、波の花のように泡になって消えていってしまった…
森のように、高く生い茂った
サトウキビ畑の下で、沖縄民謡を歌っていた友が
森のように、高く生い茂った
サトウキビ畑の下で、戦いの内に倒れてしまった…
沖縄の民謡よ 風に乗って、
死者の魂と共に、本土の人達に届けて欲しい。
沖縄の悲劇よ 風に乗って、
一緒に世界中に届けて欲しい…この悲しき友情を
海よ、宇宙よ、神よ、 夕凪の様な安らぎと平和を―――
どうかこのまま永遠に続くことを、祈らせて欲しい
沖縄の民謡よ 風に乗って、
死者の魂と共に、世界中に届けて欲しい。
沖縄の悲劇よ 風に乗って、
一緒に世界中に届けて欲しい・・・
愛する人を失う、この深い悲しみを
沖縄の民謡よ 風に乗って、
死者の魂と共に、本土の人達に届けて欲しい。
沖縄の悲劇よ 風に乗って、
一緒に世界中に届けて欲しい…この悲しき友情を
沖縄の民謡よ 風に乗って、
死者の魂と共に、天国に届けて欲しい。
沖縄の悲劇よ 風に乗って、
一緒に天国に届けて欲しい…
私の愛を……
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妙に納得してしまったのは、俺だけだろうか?
この意味を込めて、考えながら「島唄」を歌ってみて欲しい。
THE BOOM の歌い方が、何故か、悲しんでいるように聞こえるのは
気のせいではなかったと、実感できると思う。
(因みに俺は、泣きました。考えながら歌ったら。)
一昔前、記憶が確かなら、南米の辺りで
歌手の名前は忘れたが、「島唄」のカヴァーが発売された。
別に、珍しいことではない…
世界中で、翻訳され、カヴァーされているのだから―――
だだ、一つ違うところがあった。
日本の歌詞そのままに「あえて」歌ったのだ。
その歌手は語る…
「この歌には、メッセージが込められている。
俺たちの言葉にしたら、ダメになると思ったんだ。
神聖さが失われてしまう。そんな感じだよ。」
(記憶に誤りがあるかも知れません)
…………………………………はぃ?
日本語解らない人が、何故…?
「日本人」でさえ、上辺の意味だけしか見ていないのに
俺たちは一体何をやっていたんだろう?
「島唄」が世に出て10年以上過ぎ、
本質を理解している人は、どれほどいるのだろうか?
(コレが本当に本質かは、本人に確認しなければどうしようもないですが…)海外のアーティストは、己の「直感」だけで
裏に込められた「メッセージ」があると指摘した。
俺たちはどうだろう?何か考えたのだろうか?
(俺は全く考えてなかった。引っかかってはいたけど…)沖縄で、米兵が犯罪を犯す。
本土のニュースは、その日限りで取り扱う
関心を誰も持っていない。
(実際、下らないニュースの方が大きく取り上げられている)ヒロシマ・ナガサキの話は「誰もが知っている」
スーサイド・ビーチの話は「知る人ぞ知る」だ。
(ぶっちゃけ俺も殆ど知らんが)
東京大空襲は、殆ど知っていても、
沖縄攻防戦は、殆ど知られていない。
(ハッキリ言って、最近まで名前しか知らんかった。※コッソリ修正)
ふむふむさんがトラックバックでツッコミ
「ひめゆりの塔」って有名だと思ってたけど…
「ひめゆりの塔」は知ってます。
「沖縄攻防戦」の慰霊碑で認識。
「沖縄攻防戦」は存在だけしか知りません。
米軍が日本に上陸し、攻め込んだ位の程度です。
リアルな描写は東京大空襲や、原爆と
同じレベルには立っていないと考えています。
何故なんだろうか?
「戦艦大和」を題材にした映画も、
最期の舞台は「沖縄への特攻」
沖縄では、未だに米兵が暮らし、
殆ど、アメリカに近い環境で、
「本土」という表現からも
「日本」と違うと暗に言っているようで…
(旅行に行くにも、海外旅行気分な人が多いだろ?実際)何故なんだろうか…?
考えねばならぬ…
(時間が出来たらゴー宣の沖縄論でも読むかなじっくりと…)何でも良いから広めて欲しい…
P.S.
仕事忙しく、幹事任され
色々あって更新が滞っております
申し訳ありません
この場を借りてお詫び申し上げます。