~ 気ままに歩く沖縄 ~ |
( 画像 ; ハイビスカス ) |
【沖縄の祭り】 『沖縄の祭り概念』をご紹介しましょう。 6月上旬頃に梅雨が明けると、熱帯夜を呼び込む季節風が吹き始める。 沿道の花木にはホゥオゥボクやサンダンカなどの花が咲きゆれて街を彩る。 7月になれば熱帯夜の静寂を覚ますかの如く太鼓の音が聴こえて来る。 沖縄にも祭りの季節到来である。 沖縄の祭りには、五穀豊穣を祈願する豊年祭を初めとして多様にある。 島々や村々には固有の祭りもある。 一般的に祭りの催しは年中行事化している。 なかには数年間隔毎に催されたり、島々や村々で特別な祈願事が生じた際に催される祭りもある。 島々で催される祭りをシリーズで見聞してみます。 【ニライカナイ】 沖縄伝来の信仰概念の基本的には「ニライカナイ思想」がある。 年に一度はニライカナイから神がやってきて人々に豊穣と福をもたらして帰るとされる。 生者の魂もニライカナイから来訪し、死者になれば魂はニライカナイへ帰るともされる。 ◆ニライカナイの概念 「ニライ:根の方」「カナイ:彼方」と解釈する説など諸説がある。 ライカナイは遥か遠い海の彼方、又は海の底にある異界とされる。そこは豊穣や生命の根源が宿る理想郷であると共に神界であるとされる。 現在でも、ニライカナイからの神々を送迎する儀式が島々や村々の祭りで執り行なわれる。 人々は自然と共生しながら海や山の幸を採取して生命維持の糧としてきた。 須らく、季節の節目には「自然への尊厳の念」を奉げるべく、ニライカナイから神様をお迎えして儀式を執り行なってきた。それらの儀典では感謝と喜びと来る年への祈祷が催される。 そこには、集う人々の神妙な顔、喜こびの顔や微笑みの顔などがあるも厳粛感と快活感が漂う。 人々が祈祷する神様には 山の神・水の神 ・火の神 ・豊穣の神 ・大漁の神 ・健康の神・航海安全の神・安寧の神などなど多様である。 人々が【祭り】を介して得る最もな宝は 『コミュニケーションの深まりと助け合いの心』が醸成される事である。 |
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