人によってそれぞれだとは思いますが、
何かこれぞというものを目にしたとき、(素敵な男性に恋をしたときも。笑)
松田聖子じゃありませんが、
「ビビっ!」というものを感じませんか?
私がビビっとするもの。
いろいろありますが、まずはこれらのキルトでしょうか。
それは一枚布をひたすら刺して部分的に綿やコードを詰めてつくるキルト。
プロバンスのキルト「ブティ」や、「トラプントキルト」など。
昔々、子育て中の忙しい頃、その合間を縫って鬼のように縫い続けていました。
夫の帰宅を待つ間、子どもがお昼寝している間、、、
そのうち、子どもは私がキルトを始めても邪魔せずおりこうに遊んでいてくれたっけ。
(よほど私がこわかったのでしょうか。苦笑)
日々のいろんな感情が込められたキルトたち。
真ん中の画像のクッションは初めて作ったブティ。
ほとんど手放してしまったのですがこれは思い出深いものなので
いつも見える場所に置かれています。
真っ白い布に浮かぶ凹凸の部分が好きなんです。
実は画像左の真ん中のリネンのキルトだけは既製品です。
12月に仙台へ行った際、駅前のパルコの中のキャトルセゾンを覗いたとき、
久々に訪れた「ビビッと」な響き。(笑)
しばらくそこをウロウロして考えたあげく、購入といたりました。
新幹線で帰宅中それを抱えてずっと嬉しくて嬉しくて。
お部屋のどこにおこうかしら。敷こうかしら?かけようかしら?飾ろうかしら?
なんて、道々にんまりと考えながら帰路についたのでした。
そして現在そのリネンのキルトは、もっぱらわたしのお昼寝用のケットとなり、、、
時にはお尻の下のマットとなり、しっかりと活用されております。^^
本当に当時はいろいろなキルトを作りました。
でも、パッチワークキルトは長く取り組んだもののあまり好きになれず、
そのうちハワイアンキルトに没頭し、
そして最後に行き着いたのがブティとトラプントでした。
中途半端なのはキライなので、とことんやったなぁ。
そしたら、それらを紹介したHPがある方の目に留めていただき、商品のサンプルを
作って欲しいと依頼され、何点かデザインして作るというお仕事をさせていただきました。
その大変だった経験が、自分をブラッシュアップさせてくれたと今でも思っています。
次また針を持つのはいつになるかしら。
できるなら、子どもらが家を出た後のライフワークにしたいと思っています。
お茶を飲みながら、パンを焼きながら、我家でワイワイとキルトを作りながら気の会う仲間と歓談するのが
ささやかな夢です。
そんな楽しい日々を夢見て、子育ての佳境を乗り越えねばーーと思っています。