真央ちゃん、銀メダルおめでとうございます
トリプルアクセルを2回もチャレンジしたあなたの勇気に、感動。
私は、フィギュアの技術的なことはよくわからんので、
(でも、真央ちゃんのスパイラルの足のポジションが
ヨナちゃんより高く上がってたことくらい、私にも分かりましたよ)
昔クラシックピアノをすこしかじった者として、
芸術的、音楽的観点から、真央ちゃんの演技を分析(えらそー)してみよ。
(常日頃、フィギュアとクラシックピアノって似てるなあと思ってたので。)
ラフマニノフの「鐘」を見事に自分のものにしてましたね。
(私は、個人的にラフマニノフが大好きです)
ジャンプのミス以外は、今期で一番よかったんじゃないかと思います。
私なんかは、この曲を聴くとなぜか”魔女狩り”を思い出しちゃうんだけど、
最後のストレートラインステップのところなんて、
いつもかわいらしい真央ちゃんが、豹変
(これがまさに”魔女真央”。)
完璧な”魔女”になって人々を次々襲ってましたなあ。
”迫力あるなあ~”って、思いましたよ。
(カナダの観客は反応うすかったみたいだけどね。
あんたたちにはわからんだろうよ)
それに、同じフレーズの繰り返しのこの「鐘」という曲は
表現&解釈がほんと難しいと思うのです。
ベートーベンのピアノソナタ”テンペスト第3楽章”などもそう。
(昔、ピアノの発表会で弾いたことがあったけど、とにかく解釈が
難しかった。)
普通は、スローテンポ、アップテンポ、短調、長調を組み合わせた、
無難なストーリー性のある、軽いメリハリ曲を選ぶものです。
こういう曲のほうが、表現が楽。
(他の選手はだいたいこれ)
でも、タラソワさんは、真央ちゃんだから、
あえてこの「鐘」にしたのかな。
真央ちゃんも、気に入ってたみたいだし。
タラソワさんが古いとか、時代に合わないとか
ゆってる人がいるみたいですが、フィギュアって、
クラシックパレエから派生した
歴史をもってるらしいですよ。
だからこそ、
真の芸術性って、こういう曲を極めてこそ、
本当に生まれてくるものだと私は思うのです。
とにかく、真央ちゃん、お疲れさまでした。
今は、ゆっくり休んでくださいね~
ヨナちゃん、エキシビジョンみたいでよかったわ~
はあ。。。。。
(あんなんは、アイスショーかなにかでやってくれい)