うちの会社がコンテナで部品の輸出を始めたのが約20年前。
明治の創業から鉄屑屋というジャンルは変わらないものの、戦前からパーツ販売に力を注いでいたのに20年前まで国内販売一辺倒だった事には、もっと早くしていればと時々後悔が残る。
それはさておき、最初にコンテナの積み方を教えてもらった頃には、少しでもたくさん詰める為にドアなどは足で蹴ってでも押し込んでいた。
『傷』などと言う概念は無く、バンパーの変形もさほど気にしてなかった。
それが今はどうだろう
確かに仕向地によってまだまだ品質の要求は違う。
これを「要求が高くなった」と言う事で片付ければ簡単だが、要するに
仕向地の人件費が上がって、凹んだり傷が多くて手間のかかる物は金額的に合わない。
↓
だからラッピングして凹まない様に積んでね
という事だろう。
言うまでもなく、日本の物価も人件費も世界の相対的にはガタ落ち。
だから要求されても出来ちゃう。
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だな。
これが良い方向に作用すれば良いけど、なんだか心配です。
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