スローモーション動画の解説 | 行け! 武蔵小山撞球隊

行け! 武蔵小山撞球隊

長年性懲りもなくビリヤードをつづけてきたおじさんが、
なんだかんだといい加減なことを綴ります。



最近あちこちのブログを読んでいて気になることがあります。

鈴木さんちの球日記


なすみその球撞き

この2つのブログなんですけどね。
どちらもスローモーション動画を使っているのです

いえいえ、文句はないんですよ。
私もワラビ採りの記事を書いたりしていて、「ええっ! BOSSさんのブログってビリヤードのブログだったんですか!?」と驚かれた事もありますので、それと比べれば立派なものです。
いや、立派すぎる。
文句どころか私はうらやましいのです。

だって、スローモーション動画を使ったら・・・






賢そうに見える



ざっと3割くらいは賢そうに見えるんですよ。
私は鈴木君もなすみそさんも存じ上げていて二人ともなかなか優秀ですけど、それでも3割は大きい。
だってアンタ。
もしシュート率100%の人がいたら不滅の世界チャンプでしょうけれど、3割下がってシュート率70%になったらB級ですからね。
けっこう絶望的な差なのです。
「くっそー、二人ともうまい手を考えおったな。若いのに腹の黒いヤツらだ。」


あれはいつだったか、鈴木君と一緒に食事をしチョロっと球の話もして、その夜ブログを書いたのです。
テキトーな事を書いてアップして、次の日に鈴木君の記事を見るとスローモーション動画を使っておるではないか!
それは塙団右衛門に勝るとも劣らぬ抜け駆けでした。
しかも私としたことが、その動画を5回くらい再生して解説をじっくり読んでしまった。
「負けた。」
私は敗北感に打ちひしがれたのです。


というわけで、私もビリヤードブログの最先端「スローモーション動画の解説」に挑戦してみようと思います。
本日の題材は、携帯で撮影した私自身の押し球です。
ナルシストでごめんなさいねー




まずは普通の押し。
うむ。
普通です。

ちょっと質問ですけど、こういうのってどこを見て何を喋りゃいいんですかね?
これが例えば野球のバッティングフォームですと、足、腰、身体の向き等々いろいろチェックポイントがありますけど、この動画を見ても、
「こんな風になってるんだ。ふーん。」
それ以外に何の感想もない。

スローモーションを見慣れていないからですかねえ。
これの解説といっても・・・うーむ・・・またしても墓穴を掘った気がするぞ・・・

ひとつだけわかるのは、これは渋谷「CUE」の34番台で撮影したことです。
だって、黒板に34って書いてあるんだもん。




MAX押し。
もう少し下を撞くのもあるんですけど、基本的に近い球を強く押すと手球は飛び上がりますね。
しかも着地後に空転している。

これ、もったいないと思います。
空転しているヒマがあったらさっさと前に進めばいいのに、エネルギーの無駄遣いです。
ま、球には球の事情があるんでしょうけれど・・・




割れない押し。
私は割れない押しは「飛ばない押し」と理解していますので、極力ジャンプしないように気をつけています。



スローモーションではありませんが、これが普通の押し。
手球の前に置いた10円玉を飛び越えています。



一方こちらは割れない押し。
今度は10円玉を踏んでいますね。

まあ、そういう事です。




平撞きジャンプ。

この球のストロークはもっと下品だと思っていたら、意外に上品ですね。
もうちょっと下品に撞いたらもっと飛ぶのか、いろいろ試してみようと思います。


ところでみなさんは気がつきましたか?
ほら、球が衝突した瞬間、画面の下の方に文字が出てくるでしょ?

痛っ!!ヽ(`Д´)ノ

そうなんです。
私は動画の画面に文字を書けるようになったのです←デキる男アピール
調子が出てきたので音楽も挿入してみました。
ほほほー




話はガラリと変わって、最近タップ交換の練習を始めました。
私はビリヤードは長年やっていますが、如何せん球屋でアルバイトをした経験もなくびっくりするくらい何もできません。

やり方は一応教わりましたので、あとは数で勝負。
さっそく原宿の「ビリヤード相馬」に行き、店中のシバキューのタップ交換をやることにしました。



こんな感じ。
うむ。
格好だけ見たらまあまあですね。

そしてついに第一号の完成です。



ジャーン
先角もろともきれいに削りました

この日は3つ付けましたが、先角のボロ隠しや最終仕上げで店員さんはとっても忙しそうでした。
まあでも「もうやめてくれ。」とは言われなかったので、しばらくこの店に籠って練習しようと思います。

私は以前ここのシバキューの1本を釣竿に改造したことがあり今度はタップ交換ですので、シバキューにとってこの夏は恐怖の夏になりそうですね。
ひとつ心配なのは、せっかく取り付けたタップがポロリと外れてしまわないか、という点ですが、こればかりは使ってみないとわかりません。