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アウトプット

先日、20代前半から縁のある友人と電車の中でばったりあった。


彼は私に「読書の達人にはなるな」「アウトプットしろ」と助言をくれた。


だしかたがわからないなら、「書け」とも話していた。



先人の知識を得、アウトプットすること。


自らが気付き表現すること。そこで初めて理解と己の成長につながると。







重責

先週末にやっと、DVDを借りつづけていたアメリカのアクション?系ドラマの

現在発売されてるシーズンの最終回を見終わった。。


その最終回の中で、大統領が倒れた中、指揮をとった副大統領の最後の

シーンのコメントが印象に残った。


「重責についていない時は、なにもかもすべてをみすかし、世界がわかって

いるように思えたが、この席に座って、はじめて責任の重さがわかる。」



この辺の経験値が私にはない。私はどこまで冷静に判断できるのだろうか。



plant

先日書きかけてやめてしまったブログを改めて更新する。。。


私は多くの植物達と生活をいっしょにしている。


・スパティフィラム

・トラノオ

・アイビー

・ウンベラーダ(写真)3年前から我が家で同居中

・ベンガレンシス 最近、部屋にやってきた。2メートルを越す大物

など

ウンベイ



高校時代、映画「レオン」を見てから植物が好きになった。


映画の中で、主人公が、最後までずっと大切にしていたものが、

部屋にあった観葉植物。

主人公のレオンに、マチルダが「なぜ好きなのか」と尋ねると

彼は「根がないから」と答えるシーンを今でも覚えている。


そしてラストシーンで、彼がなくなったあとにマチルダが

大地にその植物を植える。


あのラストシーンで監督リック・ベッソンが伝えたかったメセッセージ

は今でもわからない。


単純に考えれば、根無し草のレオンがマチルダの手によって

大地へ根ざした。。。または死によって大地へかえったと考える

こともできなくもないのだが。。。。。

レオンは大地に根ざすことを望んだのだろうか。



ブログを書くことによって整理できると思ったが、私なりのこたえはでないようだ。

この件はいつか、また書こうと思う。。。


博士の愛した数式

ひさしぶりの大阪出張へ出かけ、今帰りの新幹線の中で、ふと書きたくなった。


数ヶ月ぶりに小説を読んだ。
「博士の愛した数式 」
あまりにも有名で、「いまさら・・・」と声が聞こえてきそうだが。。。
私がこの本を評すること自体、非常におこがましいことだが、すごく素適な一冊に出会えた。


博士がどんなに些細なことであったとしてもそれに対する敬意と、感謝の気持ち、また、「友愛数」でむすばれた家族、そこでそだっていく少年のルートが、発する言葉の数々、この小説の中に記載されている、「とても綺麗な日本語達」が、すごくここちよく体にしみいってくる。


出張の最終日、実家にもどり、数時間だけれども母と会話をした。
現在、彼女の一番の幸せは、縁側で暖かい陽だまりの中、ゆっくりと本を読むこと。
少年時代に母がゆっくりと時間を過ごした姿など、みたことがなかった。


この小説のなかにでてくる、小さな幸せを紡ぐことができる人の美しさがそこにあった。


博士の愛した数式 (新潮文庫)/小川 洋子
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セレンディピティ

2007年も素敵な出会いに支えられました。


昨年暮れに転職を経験し、私にとって新たな価値観を得た年だと感じています。

もともと、人に仕えるタイプではない私ですが、雇用される側という経験は正直、戸惑いと毎日が反省であり、また感謝の日々でもありました。


この一年、「起業」や「起業家」という言葉も意識することが少なくなりつつあったのですが、先日、同じ世代の創業社長から、ひさしぶりに「集い」への声がかかりました。
「世界、かえよう!!」って連中がうじゃうじゃ集まってるから、こないかと。
彼の心地よい美声が、私の心を躍らせたのか、今も体に残っています。

間もなく29歳をむかえます。今、己が進むべきこと。やるべきこと。
あと数週間で幕を閉じる2007年、できうる限りの思考を凝らし過ごそう。


さて、久しぶりにこんなことを考えていると、書店で、ある本にめぐりあい、その中に「セレンディピティ」という言葉がございました。

(一部、本文より抜粋)
「セレンディピティ」の語源は、スリランカに古代に存在したというセレンディップ王国。
王国の三人の王子が竜を退治する巻物を探し、インドからペルシャを旅する。
巻物は手にはいらなかったが、しかし、旅の途中で様々な事件を解決し、宝物をみつけ、美女に出会うことによってハッピーエンドを迎える。この寓話から、あてにしていなかったものを偶然発見する力のことをセレンディピティと呼ぶようになった。
つまり自分はまだ手にいれていないもの、しかし、必ずや自分にとって、有用であろうものをどう手にいれるのか、それが、セレンディピティという能力である。


どうやら、「本」ってやつは、必要な時に必要なものと出会うようになっているようだ。
また、今、私が挑んでいるビジネスには「セレンディピティ」の概念が、非常に重要である。


2007年、セレンディピティがもたらした、素敵な出会いに感謝しつつ、残りわずかな28歳を楽しもうと思う。





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