『親指さがし』  山田悠介 | ページをめくった先に広がる世界と解け合う心

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親指さがし (幻冬舎文庫)/山田 悠介
¥520
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***この本は2009年12月に読了しました***

「親指さがしって知ってる?」由美が聞きつけてきた噂話をもとに、武たち5人の小学生が遊び半分で始めた、死のゲーム。しかし終了後、そこに由美の姿はなかった。あれから7年。過去を清算するため、そして、事件の真相を求めて、4人は再び「親指さがし」を行うが…。女性のバラバラ殺人事件に端を発した呪いと恐怖のノンストップ・ホラー。
(Bookデータベースより)



小学生のとき、面白半分でやった怖い遊び。有名なのは、「コックリさん」でしょうか。
同じような遊びで「親指さがし」というものを遊び半分でやってみた武を始めとした5人の小学生達。
しかし終わってみると、言いだしっぺだった由美の姿はなかった。
親にも警察にも本当のことを言えずに過ごしてきたが、二十歳を前に過去を清算するために、残った4人は再度「親指さがし」を行い事件の真相を追い求めていく・・・。



すごい久しぶりにホラー系を読みました。実は苦手なんですよね、ホラーって。怖がりなんで(笑)
ついつい妄想が突っ走っちゃって、本文以上にやたら怖くイメージしちゃう自分がいたりして。


今回の作品も序盤から中盤までは結構怖かったです。
しかもスズが車のミラーに写ったところで一旦読むのを中断して、すぐに車に乗らなきゃいけなかったので(しかも夜)、思いっきり妄想しちゃってルームミラー見るの怖かったし(笑)
逆に後半に行けば行くほど怖くなくなっていったので、残念でした。


でも総じて言えば、何だか子供向けの漫画でありそうだったり、ファミコンやスーファミ時代のゲームとかにありそうな展開で、印象としては薄い感じでした。
怖がりな自分には、怖すぎずで良かったかも知れませんが(笑)
ちなみに中森明夫氏の解説は面白かったです。



★★



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