『MW-ムウ-』 | ページをめくった先に広がる世界と解け合う心

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***この映画は2009年7月に観ました***



貴方の忘れられない本&映画は何ですか?



16年前、ある島の島民全員が死亡した事件は政府によって隠ぺいされるが、二人の少年が奇跡的に生き延びた。
その一人でエリート銀行員となった結城美智雄(玉木宏)の裏の顔は冷酷な殺人鬼で、神父となった賀来裕太郎(山田孝之)は結城を救済しようと苦悩する。
そんな中、16年前の事件の鍵を握る「MW」を手にした結城は世界滅亡をもくろむ。
(シネマトゥデイより)



貴方の忘れられない本&映画は何ですか?



生誕80周年を迎えた手塚治虫の同名コミックを映画化、ということで観てきました。
原作は読んでません。



優秀でまじめなエリート銀行員、結城美智雄(玉木宏)の裏の顔は次々と人を殺める冷酷な殺人鬼。
結城の幼なじみであり、神父の賀来裕太郎(山田孝之)は、結城の犯行を阻止し、救済しようと苦悩する。
結城は16年前に自らをも襲った化学兵器「MW」を手にし、世界を滅ぼそうと企む…。


「世界を変えるのは破壊か。祈りか。」
「これでおれもお前も救われる・・・。」


果たして、賀来は結城を、自分を、そして世界を救えるのか?






うーん、すべてにおいて物足りなかった感が・・・。
動機の薄さの部分、主役二人の内面の部分、二人の関係の部分、展開の部分、警察や米軍とのやりとりの部分、メインとして描きたいところの部分・・・。
逆に本当にこれを手塚治虫が書いたのか?と思って原作を見たくなっちゃった。
まぁどうしても時間枠のなかにおさめなきゃいけないのはわかりますけどね・・・。


まぁとにかく玉木宏ファンの方は見たほうがいいです。
立ち姿が異様にかっこいい。
でも、いつも思うが、玉木宏はセリフをしゃべると抑揚がないように感じて、全ての演技が薄っぺらくみえてしまう・・・。
なんか、声がうそっぽく聞こえるんだよな・・・。深みがない。
まぁかっこいいから、モデル出の女優と一緒で、セリフしゃべらない役とかでいいじゃんね。



逆に山田孝之の翳のある演技はすごい好きなんだけど、この映画の完成度では彼の演技自体もすごいかわいそうにみえてしまった・・・。




貴方の忘れられない本&映画は何ですか?




では、最後に、忠告をしてもいいかな(笑)
海外を目指すなら、羽田じゃなくてせめて成田だろ・・・。

そして、これは本当に言いたくないが、結城は本気でMWで世界を滅ぼせるとでも考えたのか?


普段こんなところはどうでもいいんだけど、こういうところの部分をつっこみたくなるほど、この映画のクオリティ度合いにはやられてしまいました。


★★



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