こんばんわ。
ブックマーケット尾道店ハナ店長です。
ハナ店長が密かに師と仰ぐお方のブログに、古本屋が本を読まんで誰が読む!(独自解釈)と書かれれておりました。去年は本を買うには買っていましたが、読んだ本の数となると両手の指で数える程、最近はマンガも読んでませんでした。
反省の意味も込めて、今年はしっかり本を読むために、読んだ本の感想を書いていきたいと思います。
記念すべき第1冊目は、
『雨の日も、晴れ男』水野敬也
雨の日も、晴れ男 (文春文庫)/文藝春秋
¥590
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幼い神様のイタズラによって、アレックスは不運だらけの一日を送ることになります。会社をクビになり、見知らぬ男に殴られ、詐欺にあい、妻子に愛想をつかされて一人ぼっちになってしまいます。しかしアレックスは持ち前のポジティブさでこれらの不運に立ち向かいます。
200ページ程の小説であっという間に読んじゃいました。120分のアメリカンコメディ映画を見ているような感覚でした。不幸なことが次々と降りかかる主人公ですが、彼の根本理念「目の前にいる人を楽しませる」で見事に乗り越えていきます。非常に感銘を受けましたね。単純な性格ですから。