UFC on Fuel TV 8 & PANCRASE 246 | ブッカー K の 格闘 MF !!

UFC on Fuel TV 8 & PANCRASE 246

明日行われる UFC on Fuel TV 8 と 2週間後に行われる PANCRASE 246
には 個人的に興味のある試合が有ります。

それは パラエストラ八王子 vs 元CHUTE BOXEの選手 

しかも 今回の元CHUTE BOXEの 二人の選手は従兄弟。

クリスチャーノ・マルセロは ホイラー・グレイシーの弟子で、
その後ヒクソンの自宅で2年程だったか、住み込みで練習していた。
クリスチャーノとの初めての出会いは私がPRIDE.10の桜庭vsヘンゾの直前に
CHUTE BOXE主催のMECA WORLD VALE TUDOの大会を見に行った時
だった。リオに着いて現在ミノタロウ、アンデウソン、LYOTOらをマネージメントする
BLACK HOUSEの代表のジョイア(ホイラー・グレイシーの黒帯)に連れ回されていた時に
私のドライバーとして食事に連れていいてくれたヤングボーイがクリチャーノだった。
柔術でシャオリンの腕を壊したことがあるとジョイアから聞いた。(ビデオを貰ったのだが、家のどこにあるのか今では分からなくなっている)。

それから何年か過ぎて、ジョイアの紹介でクリスチャーノはリオからクリチーバのCHUTE BOXEに移籍し、CHUTE BOXEでは若いが柔術のコーチを任される様になった。

その後、従兄弟である マイケル・コスタをリオからクリチーバのCHUTE BOXEに来ないかと誘い、マイケルもプロのMMA選手を目指し練習する様になった。
マイケルはちょっとネジが一本取れている様な性格で、ホワ~っとしている感じ。

DSEがPRIDEで選手契約をしっかり結んでいなかったので、Zuffaに買い取られた後に
選手契約の交渉をしなければならなくなった。また、アメリカ企業との交渉だったりで
色々な人間が間に入って来たり、チームを離れて行く者たちも居た。
ヴァンダレイが去り、その後ショーグンが去り、クリスチャーノはずっとCHUTE BOXEに
残り、フジマーを手助けしていたが、練習仲間が足りないヴァンダレイはマイケルらを
アメリカに呼んだ。日本では考えにくい事だが、ブラジルではこういうケースは多い。

クリスチャーノは自分の生活・道を求めて、自分のジムを出し、自分のチームを持ち
昨年ブラジル人としてアメリカ人の中に混じってTUFに出場した。
CHUTE BOXE時代にはヴァンダレイ・シルバやショーグンに黒帯を授けた人間が
TUFから這い上がると言う事は中々出来るものではないと思う。

マイケルは桜庭さんがブラジルで練習している時に いじりがいがあったのか、
「カトちゃんぺー」や「あい~ん」など 変わった日本語を色々と教えていた。

徳留選手は、パレ八の塩田君から 海外で試合のチャンスは無いですかと数年前に聞かれて
ポーランドのKSWへ出したり、海外で練習したいと言う話を相談されたりして、今後の活躍が期待されているパンクラスを主戦場にする選手だった。徳留選手同様にBanchoも実力のある選手なので、チャンスがあればと海外志向のあるパレ八の塩田君に聞かれた事がある選手だったので
パンクラスでの彼の試合はいつも注目してみていた。

しかし、こんな 感じで カードが実現するとは面白いと勝手に感じる。

先日のPANCRASEの大会の控え室で徳留選手にこんな話をしたら
更にやる気が出てきました。 と言う事だった。

楽しみな 試合です。!!


▼ライト級 5分3R
徳留一樹(パラエストラ八王子/パンクラスライト級2位)
vs
クリスチアーノ・マルセロ(Cristiano Marcello System/ブラジル)

▼ライト級 パンクラシストvsWANDA FIGHT TEAM 5分3R
高橋“Bancho”良明(パラエストラ八王子/ライト級3位)
vs
マイケル・コスタ(WANDA FIGHT TEAM)